当blogでは、以前からゴムボートを激推ししております。
安定性と携帯性に優れ、釣りに最適なミニボートだと思っています。
しかし、所持している車が小さく、積載が気になっている方が多いのではないでしょうか。
実際にボートを買って、車に入らなかったら悲しいですからね。
結論から書きますと、4人乗り～の車であればほとんどの車に積載可能と思われます。
置き方やボート、船外機、ロッドの仕様に制約が出る可能性がありますが。
だとしても、ミニボートでの釣りは陸からの釣りと比べ格段に釣果がUPします。
今回は私での実例をもとに、ボートやロッドのお勧めについて触れたいと思います。
実例
さっそくですが私での実例を紹介します。
- 車種…スズキ スイフト（ZC72S、2013年式）
- ミニボート…アキレス 297WB
- 船外機…ホンダ BF2DH
車種はスイフトで、狭いと評判の車です^^;
現行モデルは多少積載が良くなったと聞きますので、これ未満という事はないはず。
一応普通車ですが、積載重視の軽自動車の方が載せやすさ含め、優れていると思います。
という事でさっそく写真を↓。
傷やら砂やらで汚くてすいまへんｗ
汚れ防止のためにブルーシートを敷いてますが、内壁までは保護できませんでした！
本当は船外機を寝かせて置きたくないんですが、致し方なし。
写し損ねましたが、クーラーボックス（32L）は助手席に、ロッドケース(1.9m)は後部座席（右）から助手席に差し込むように置けます。
とまあ、一応こんな感じで載せれはします。
積載物一覧
大きなもののみサイズを記載しています。
また、どんなものを持って行っているかを参考にして頂けたらと思います。
スイフトでもこれだけ積めるので、大半の車は大丈夫かと。
意外とこざこざしたものが多いです。
| 項目 | サイズ(縦×幅×高)mm | 備考 |
|---|---|---|
| ゴムボート(底板含む) | 1200×600×300 | LF297-WB |
| 船外機(画像向き) | 990×460×340 | BF2DH |
| クーラーボックス | 315×690×340 | ダイワ32L |
| ロッドケース | 1900×100×100ぐらい | |
| ポリタンク | 240×370×333ぐらい | 20L、ボート洗浄用 |
| ドーリー | ー | BMO |
| オール(2分割式) | ー | LF297-WB付属品 |
| ロッドホルダー | ー | BMO製3連式 |
| 魚探（マウント含む） | ー | BMO製マウント、HONDEX |
| エアポンプ（手動） | ー | 空気入れ仕上げ用 |
| エアポンプ（電動） | ー | 空気入れ（おおまか） |
| バッテリー(12V) | ー | 電動エアポンプ用 |
| バケツ | ー | 血抜き用 |
| ガソリン携行缶（１L） | ー | 2個 |
| 釣りバッグ | ー | リールやフック、ルアー等 |
| ライフジャケット | ー | 安全第一！ |
| ウェーダー | ー | 寒い時期の出発・帰港用 |
さらにコンパクトに収めるためには？
大きな所で言うと、以下４点といったところでしょうか。
- 船外機を縦置きにする
- 船外機は空冷式のものを選ぶ
- コンパクトなゴムボートを選ぶ
- ロッドケースのサイズを下げる
- クーラーボックスのサイズを下げる
船外機の縦置きについて
上の写真のように横置きしてしまうと結構な面積を取ってしまいます。
しかも横置きしても上に物を置けない（置きにくい）ので、その分だけスペースが無駄になってしまいます。
よって、スペースを有効に使うためには縦置きが望ましい。
縦置きするには船外機スタンドが必要で、おそらく1列目シートと2列目シートの間にスタンド・船外機を置くことになります。
そうするためには1列目・2列目シートのスペースがある程度必要になります。
この辺は車種次第ですね^^;
ちなみに船外機スタンドは木材などで自作する事が可能です。
↓こんな感じのものです。
これは運ぶ用のものなのでタイヤ付きですが、置くだけであればタイヤは不要。
船外機は空冷式のものを選ぶ
ポチップ
2馬力の船外機で空冷式のモノとなると、ホンダのBF2DH一択です。
船外機は稼働中、内部を冷やすために海水を吸い上げるもの（水冷式）がほとんどです。
水冷式のモノは片付け時に「フラッシング」という水で洗う作業が必要で、その際に船外機スタンドが必要になります。
空冷式ならフラッシングが不要なので、船外機スタンドを車に積み込む必要はありません。
省スペース重視なら、現状はホンダのBF2DH一択と言えるでしょう。
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コンパクトなゴムボートを選ぶ
ゴムボートの2大メーカー（アキレス、ジョイクラフト）それぞれからコンパクト重視のボートが発売されています。
ゴムボートの耐久性を重視するならアキレス、機動性を重視するならジョイクラフトにそれぞれお勧めなモデルがあります。
機動性重視…ジョイクラフト カヤック 325（エアフロア）
先日別の記事でも紹介しました、カヤック325です。
このボートの凄い所は、ゴムボートの良さ（安定性）を持ちつつもカヤックの良さ（機動力の高さ）を持っている点です。
さらに船体が23kgと軽量で、細長い形状であるために持ちやすいのも特徴です。
そのため、ドーリーが無くとも陸上での移動が楽。担いで運べます。
もちろん船体自体も体積が少ないので、車などへの収納も良し。
一人釣行が主の方に超絶お勧めのボートです！
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耐久性重視…アキレス LF-260RU（ロールアップフロア）
アキレスのゴムボートにはCSM素材（耐用年数10年以上）が使われているものがあり、このモデルも当てはまります。
ちなみに上のカヤック325はPVC素材なので耐用年数は3年～10年程度。
PVCは保管環境により耐用年数が上下しやすいですが、CSMは環境の変化に強いのも良い点です。
船体は25.5kgと軽く、船体とフロアが一体式であるため片付けも楽。
こちらもやはりコンパクトなモデルであるため一人釣行向きです。
その分、やはり収納性に優れます。
なお、私が持っているLF-297WBのサイズ・フロア違い版です。
LF-297WBは購入してから4年経ちますが、まだまだバリバリ使えています。
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ロッドケースのサイズを下げる
ロッドケースのサイズを下げるためにはロッドの仕舞寸が短いモノを選ぶと良いです。
一昔前まではオフショア用のロッドは1ピース仕様のものが多かったです。
2ピース仕様だったとしてもグリップジョイント式だったり。
しかし今はダイワ・シマノからセンタカット仕様や3ピース仕様のロッドが販売されており、なおかつ十分実用に耐えるものです。
コンパクト重視のロッドであれば仕舞寸100cm前後だったりするので、長いロッドケースが不要になります。
ミニボートを持つのであれば、一本はもっておきたいのがSLJ用のロッド。
私の愛用品はダイワのブラストSLJ 63MS-Sで、これ一本あれば根魚、マダイ、中型青物と、多彩な魚を狙う事ができます。
超絶お勧め品です。
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クーラーボックスのサイズを下げる
大物がかかった時の事を考えて32Lを使っていますが、大体の場合25L程度でも大丈夫です。
最悪、サバ折りのように魚をひん曲げてしまえば収まるとは思いますが…この辺は釣った時に考えましょう！
車はどんなのがお勧め？
車は定期的に買い替えると思います（ずっとは使えないですからね）。
そのため、次買う車は釣りに特化させたい！なんて考える方も居るでしょう。
特にミニボートの車載を考えている方は、以下のような仕様がお勧めです。
- 両側スライドドア（船外機に出し入れ重視）
- 荷室底面の高さが低い（重量物の出し入れが楽になるため）
- 2列目シート スライド可能（船外機の縦置き場所確保）
- 1列目・2列目がキャプテンシート（間に長物を置くため）
１，２は軽自動車でも満たしているものがありますね。
３についても、一部の軽自動車であるようです。N-BOXとか。
１～３に加えて４までとなると、ほぼミニバンになるかもしれません。
ちなみに私はスイフトからフリード（6人乗り）に乗り換えたのですが、上記１～４全て満たしています。
ファミリーカーという位置づけですが、釣り専用車両と言っても過言ではない！！
そのうち、フリードでの車載画像も掲載しようと思います。
まとめ
スイフトでのミニボート積載例と、省スペースのためのボート、ロッドなどを紹介しました。
ミニボートでの釣りは、陸と比べて間違いなく釣果UPすると思います。
さらに言うならば、早起きしてからの場所取り競争に参加しなくても良くなります。
ゴムボートはスイフト程度の車でも十分に積み込めるので、小さい車だからと諦めず、工夫して始めてみてはいかがでしょうか(^^)
今回の記事が、皆さんのボート選びの参考になれば幸いです。
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