17ツインパワーXDはボディの剛性と軽量なローターによる巻き出しの軽さ、さらに非常に滑らかな巻き心地で大人気なリールとなっておりました。
17モデルは私も4000XGとC3000HGを購入し、使い心地の良さに非常に満足しております。
ハッキリ言って前モデルでも相当な完成度の高さでしたが、それがどのように変わったのか?について書いていきます。
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軽量化!
以下番手がラインナップされています。
- C3000
17モデル:235g→21モデル:200g - 4000
17モデル:290g→245g - C5000
17モデル:300g→245g
おそらく購入者のほとんどは4000もしくはC5000を買うと思いますが、C5000だと55gもの軽量化になっております。
245gというと、以前はC3000とかでも十分にありえた軽さです。
実際に17モデルの235gと比較しても10gしか差がありません。
そこまで軽くなって大丈夫?
え、そこまで軽くなって剛性は大丈夫?と思うのが普通でしょう。
実際17モデルではフルメタルだったボディが、21モデルではいわゆる半プラになってしまったようです。
しかし開発に関わった黒田健史氏のblogでは「20ツインパワーは半プラでも17ツインパワーXDにほとんどの場面で優っている。実測値に基づいている」という旨の事が書かれてあります。
つまり21ツインパワーXDが半プラになったところで、実釣に影響があるような剛性低下は無いという事でしょう。
↓↓参考ページ
2021ツインパワーXD TWINPOWER XD | 黒田健史の「いろはにほへと」 (kenshikuroda.com)
軽量化以外の改善点
細かい仕様い変更は除き、個人的に大きい改善であると思ったもののみ記載します。
- スプールリング強化
これまでステラSWにしか搭載されていなかったスプールリングが21ツインパワーXDにも搭載され、非常に頑丈になったとの事。
特にショアだと防波堤や磯で傷つけてしまいがちでしたが、これは嬉しい仕様です。
さらに、スプールのみを購入する事で、18ステラ、19ヴァンキッシュ、19ストラディック、20ツインパワー、20ヴァンフォードにも付けることができるようです(↑blog参照)。 - ギア比のバリエーション増加
4000番はこれまで17モデルだとXGのみでしたが、21モデルからはPGとHGが追加されています。
17ツインパワーXDの不満点を強いてあげるとするならば、ギア比だけでした。
ボートからではパワーギア、高くてもハイギアまでが良いので、これも嬉しい仕様ですね。
20ツインパワーとの比較点
20ツインパワーとの使い分けに関してはおそらく以下のようになるのではないでしょうか。
- ローター剛性か巻き出しの軽さどちらを重視するか
- スプールが頑丈か否か
- 小型番手があるか否か
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※当記事は2021/1/23に公開していた記事の再掲です。元記事は誤ってボツにしてしまいました^^;
発売前の考察記事なので再掲するか迷いましたが、、、
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