1/20のフィッシングショーで登場した23ソルティガについての記事です。
4000~6000番までのラインナップで、剛性の高いボディに、操作性の高いエアドライブデザインが搭載されています。
コンセプト的にはシマノの17ツインパXDに似た部分があるんかな?とか思います。
しかし違うのは、23ソルティガはガッツリSW仕様であるという事です。
このリールは以下の釣りをガチりたい方にお勧めです。
- ショア
- ライトショアジギング
- ライトショアキャスティング
- オフショア
- SLJ、LJ、ライト寄りなジギング
- ライトキャスティング
では、どんなテクノロジ・スペックになっているか?早速見ていきましょう。
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テクノロジ・スペックについて
この辺は公式を見てのとおりなんですが、折角なので20ソルティガとの違いも見てみましょう。
テクノロジ
大きな違いはエアドライブデザイン(エアドライブローター、ベール、シャフト)の有無でしょうか。
エアドライブデザインは22イグジストで生まれており、巻きの軽さなど、操作性を重視した技術です。
22イグジストのエアドライブローターはザイオン製ですが、23ソルティガはAL製。この辺がガッツリSW仕様である点です。
また、エアドライブシャフトは巻上力にも寄与する部分であり、SWリール打ってつけの仕様と言えるでしょう。
ドラグワッシャの枚数にも差があります。
20モデルは大型魚がターゲットであり、それに合ったドラグワッシャの枚数になっています。
23モデルは小型~中型魚がメインになると思われ、ワッシャの枚数はほどほどです。
めっちゃ少ないじゃん!と思うかもしれませんが、15ソルティガは6枚でした。必要十分!
あと気になるのはギア比のラインナップ差でしょうか。
20モデルでは基本的にオフショアメインの仕様(P、H)ですが、23モデルはどちらかというとショア向きのギア比(X、XH)ですね。
オフショア(特に深い所)ではパワーギアの方が快適ですが、ショアではそこまで深い所が無く、回収の速さが重要になります。
項目 | 23ソルティガ | 20ソルティガ |
---|---|---|
番手 | 4000~6000 | 8000~20000 |
ギア比 | 各番手H、XHのみ | 一部除きP、H ※14000はPとXH 20000はHのみ |
AL・MQボディ | ○ | ○ |
ローター | エアドライブローター (AL製) | エアローター (AL製) |
ドライブギア | G1ジュラルミン | G1ジュラルミン |
エアドライブベール | ○ | ー |
エアドライブシャフト | ○ | ー |
ドライブギア部防水 | マグシールドBB | マグシールドBB |
メインシャフト部防水 | マグシールド | マグシールド |
ラインローラー部防水 | マグシールド | マグシールド |
ドラグ | ATD | ATD |
ドラグワッシャ材質 | カーボン | カーボン |
ドラグワッシャ枚数 | 4000番…3枚 5,6000番…5枚 | ~14000番…14枚 18000番~…18枚 |
スプール | LC-ABS | LC-ABS |
スペック
以下、公式から抜粋。BB数は全て12/1です。
ボディサイズは全て同じで、6000番のみローターサイズが大きいようです。
また、4000番のみメインシャフトが超々ジュラルミン製で、5000、6000番はステンレス製との事。
それにより、各番手で自重に差がありますね。
しかし全体的に言える事で、ボディサイズに対して自重が軽いです。
モノコックボディとエアドライブデザインの恩恵でしょう。
品名 | 巻取長 (cm) | ギア比 | 自重 (g) | 最大 ドラグ (kg) | 巻糸量 PE(号-m) | ハンドル (mm) |
---|---|---|---|---|---|---|
4000-H | 90 | 5.7 | 345 | 12 | 2-300 2.5-260 | 65 |
4000-XH | 98 | 6.2 | 345 | 12 | 2-300 2.5-260 | 65 |
5000-H | 96 | 5.7 | 365 | 15 | 2.5-300 3-210 | 65 |
5000-XH | 104 | 6.2 | 365 | 15 | 2.5-300 3-210 | 65 |
6000-H | 101 | 5.7 | 400 | 15 | 3-300 4-220 | 70 |
6000-XH | 110 | 6.2 | 400 | 15 | 3-300 4-220 | 70 |
余談ですが、USダイワのラインナップにも23ソルティガが載っていました。
そちらはギア比のラインナップが日本よりも少なかったです。釣りスタイルの違いだろうか。
4000H、4000XHの使いどころ
この番手はLSJとSLJにベストマッチだと思います。
ヒラスズキやサーフ用としても良さそうですね。
リール自重が345gとまあまあ軽いので、9フィート台のMクラスのロッドに合いそうです。
オフショア用であればSLJ、LJ用のロッドにマッチしそう。
ただしLJの場合、水深が深い(100m~)はさすがに向かないと思います。
SLJならせいぜい水深50、60mぐらいでやると思うので、XHでも大きな問題は無いでしょう。
ショア・オフショア問わず汎用的に使いたいならH、ショアメインならXHで良いと思います。
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5000H、5000XHの使いどころ
この番手もLSJに向いています。
オフショアではSLJではなくLJの領域になってくるでしょう。
4000番台と同様、XHはショア向きです。また、汎用的に使いたいならHが良いです。
ただしオフショアでも、ライトキャスティングであればXHが良いでしょう。
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6000H、6000XHの使いどころ
この番手になるとライトショアジギングだけではなくショアジギングにも使えるでしょう。
オフショアではライトジギングメインで、ジギング寄りにも使えるってぐらいのポジションだと思います。
オフショアでガッツリ大物を狙うならドラグ性能に優れる20ソルティガが良いです。
大も中も小も全て狙うんや!って方は、汎用性の高いこの番手を買うのが良いでしょう。
ただやはりXHはショア向きです。汎用性重視ならH。
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今後の番手展開について
大型番手の登場は?
可能性は低いと思います。
というのも、20ソルティガからの主な変更点が操作性(巻き)に関する部分だからです。
よりタフになった!!のであれば大型番手の登場もあり得たと思いますけどね。
23ソルティガは、20ソルティガへの小型番手追加か、17ソルティガBJの後継的な扱いのリールでしょう。
周期的に大型番手の登場は25年だろうし、その時の変化が「エアドライブデザイン搭載しました!」じゃあアピール弱いですからね。
パワーギアの登場は?
これは個人的にあってほしい。
特に6000番に限ってはガチめなジギングにも使いうるため、絶対に合ったほうが良いと思う。
まあ…売れ行き的な面で言うとパワーギアって微妙かもしれないんで、可能性はやはり低いかなと思います。
まとめ
- 23ソルティガはエアドライブデザイン搭載で剛性だけではなく操作感にも優れる!
- ドラグ性能の違いから、大型魚狙いなら20ソルティガがお勧め!
- 現状ではギア比がXとXHのみであるため、ショアで使う場面が多くなりそう!
- LSJ、LSJメインなら4000番、LSJ、LJメインなら5000番、大物も視野に入れるなら6000番がお勧め!
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