画像引用元:シマノ公式
シマノ公式に24コルトスナイパーSSのページが掲載されました。
前モデルは19年発売なので、5年ぶりのモデルチェンジとなります。
24年モデルは前モデルと比べパワーアップ&利便性向上しているとの事。
では具体的に何が変わったかを見ていきましょう。
24コルトスナイパーSSの技術特性は?スクリューロックジョイント、Vホールドグリップ追加!
シマノ公式に24SS、20XR、21BBの技術特性の比較表が掲載されていますね。
ただしこれ、XRに採用されているナノピッチの項目がありません。
なので、私なりに比較表をまとめ直してみました。
技術特性 | 24SS | 20XR | 21BB | 19SS |
---|---|---|---|---|
スパイラルXコア | ー | ○ | ー | ー |
スパイラルX | ○ | ー | ー | ○ |
ハイパワーX | ○ | ○ | ○ | ○ |
スクリューロックジョイント | ○ | ○ | ー | ー |
Vホールドフロントグリップ | ○ | ー | ー | ー |
ナノピッチ | ー | ○ | ー | ー |
19SSから24SSになった事でロッドパワーが増したとは言え、スパイラルXコア・ナノピッチ搭載の20XRよりはパワー面で劣るかと。
ただし19SSからスクリューロックジョイントとVホールドフロントグリップが追加される事でより便利、快適になっています。
というか前モデルから技術特性2つも追加されるのは大きいですね。
スペックについて
以下、シマノ公式から主要スペックを抜粋。
ラインナップ全てが継数2、グリップタイプはセパレート、リールシートはUPLOCKです。
出典:シマノ公式
品番 全長
(ft.)全長
(m)継ぎ
方式仕舞寸法
(cm)先径
(mm)ジグウェイト
(g)プラグウェイト
(g)適合ライン
PE(号)リールシート位置
(mm)S96M 9’6″ 2.9 逆並継 149.5 2.1 MAX 60 MAX 45 MAX 2.5 450 S100M 10’0″ 3.05 逆並継 157 2.1 MAX 60 MAX 45 MAX 2.5 488 S96MH 9’6″ 2.9 逆並継 149.5 2.2 MAX 80 MAX 65 MAX 3 483 S100MH 10’0″ 3.05 逆並継 157 2.2 MAX 80 MAX 65 MAX 3 494 S106MH 10’6″ 3.2 逆並継 164 2.3 MAX 80 MAX 65 MAX 3 500 S100H 10’0″ 3.05 逆並継 157 2.3 MAX 100 MAX 85 MAX 4 504 S100M-3 10’0″ 3.05 並継 109.7 2.2 MAX 60 MAX 45 MAX 2.5 488 S100MH-3 10’0″ 3.05 並継 109.7 2.3 MAX 80 MAX 65 MAX 3 494 S100H-3 10’0″ 3.05 並継 109.7 2.4 MAX 100 MAX 85 MAX 4 504 スペック表
ラインナップは19モデルと全て一致。S96M~S100H-3の9ラインナップです。
自重が載ってないのは何故でしょうね。
- まだ仕様が決定していない。
- 19モデルから重くなってしまった?
普通に考えれば前者でしょうけど、後者の可能性もあるかと。
理由は「前モデルからパワーアップした」とシマノ公式に書いてあるからです。
個人的には、パワーアップのための増量なら全く構わない。むしろ大歓迎。
まあ…どのサイズのリールを合わせるかとか、少なからず自重も参考にします。
なので、やっぱり自重は書いてほしいですね。
まとめ
技術特性を見ると、19モデルからは正統進化していると言えます。
20XRにも無い技術特性(Vホールドフロントグリップ)が採用されていますから、その点も良い点ですね。
ただし総合面ではやはり20XRの方が上でしょう。
実売価格は2万円クラスなので、間違いなくコスパが高いロッド。
初心者の一本目、もしくはステップアップにちょうどいいロッドです。
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