早速ですが実釣動画を載せておきます。
動画では17ツインパワーXD4000XGを合わせています。
17ツインパワーXDC3000HGも合わせたことはありますが、4000番の方がバランスは良かったです。
2022/8/23追記)
21ツインパワーSW 4000XGも合わせましたが、バランスは意外と悪くなかったです。
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このロッドを使って感じた事
- 持ち運びが楽
センターカットになっておりコンパクトです。
ショア用の竿は車に縦に置くことが多いですが、この竿は横向きに置けます。
AirPortableと名に付くだけの事はあります。 - 汎用性が高い
穂先が細く、タイラバロッド的な使い方もできます。
また40gぐらいまでのジグなら軽くキャストもできますので、ボートから少し離れたところでナブラが起きてもキャストで対応できます。
また、イカ狙いでも使えます。
水深70~80mでイカメタルをした際に大活躍しました。
イカ用のロッドは柔いものが多く、40号~のスッテを使うとロッドが曲がりすぎてアタリが取りにくくなります。
このロッドはほど良いパワーで適度に曲がってくれたので、アタリが凄く取りやすかった!
同じ理屈で、深場でのティップランでも使えると思います。
マッチするリールについて
スーパーライトジギング(SLJ)は「ライト」という言葉がありますが、ジグをしゃくる行為があるので剛性があるものが良いです。青物も食ってきますからね。
ちなみに私自身がこのロッドに合わせたのは以下4つのリールです。
- 17ツインパワーXD C3000HG
- 17ツインパワーXD 4000XG
- 21ツインパワーSW 4000XG
- 20ステラSW 6000PG
それぞれの感想を書いていきます。
17ツインパワーXD C3000HG
何回か合わせましたが、後に書く4000XGのほうが圧倒的に使いやすかったです。
ラウンドノブか否かの違いもありますが、63MS-Sで狙う魚にはややパワー不足だと思います。
63LSになら、合わせても良いかもしれません。
17ツインパワーXD 4000XG
結論から書きますが、すこぶる使いやすかったです。
ロッドとリールの重さのバランスが丁度よく、全く違和感がありませんでした。※リール自重290g
ロッドのパワーに対し、リールの強さも丁度いい感じ。
水深30m程度までの浅瀬でやるなら超お勧めなリールです。
40m~で80g以上のジグを使うとやや巻き重りがあるので、その場合はSW機を選んだほうが良いかも。
※21ツインパワーXDであればギア比HG、PGがあるので、深場ではそれを使うのもアリ!
21ツインパワーSW 4000XG
リール自重は350gと、17TPXDよりも60g重いです。
しかし意外にもバランスは良く、普通に使えます。
汎用機4000番よりもボディが大きいので、リールの巻上力に差があります。
パワーがあるリールなのは間違い無いんですが、このロッドで狙う魚種に対してはやや持て余すかも。
深場での巻上力に期待して購入するのならばアリだと思います。(私がそうですw)
20ステラSW 6000PG
リール自重はさらに上がり、425gです。
ここまでくるとバランスが良いとは言えないですが、意外にも違和感はあまり無かったです。
ただしロッドの強さに対してリールの強さが過剰なので、ブラストSLJのためにステラSWを買うのは勿体ないですね。
お勧めリール
上記を踏まえ、やはりベストマッチは汎用リール4000番だと思います。
ギア比に付いては、水深を基に考えたら良いと思います。
水深~30m程度
XGでも問題ないですが、使い勝手が良いのはHGです。
という事で、4000番でHGがある以下のリールをお勧めします。
・シマノ 21ツインパワーXD 4000HG
・シマノ 20ストラディックSW 4000HG
水深40m~
水深が深くなるほどリールへの負荷が高くなるので、剛性が特に高いものが良いです。
また、大口径ギアによる巻上力の高さを評価し、以下をピックアップ。
・ダイワ 19セルテート LT4000-C
ブラストSLJ AP について
技術特性
HVF、メガトップ、V-ジョイント、ブレーディングXが使われています。
メガトップで感度を、V-ジョイントでキレイな曲がりを、HVFとブレーディングXでこのロッドのパワーを支えているのでしょうね。
下位モデルのヴァデルSLJ APにはどれも採用されていないようです。
上位・下位モデルとの違い
このロッドの下位にはヴァデルSLJ AP、上位にはキャタリナBJ APがあります。
ヴァデルSLJ APとはあまり価格差が無いので、あえてヴァデルSLJ APを選ぶ必要性は無いように思います。
あとはメタルトップを使いたいかどうかで決めてはいかがでしょうか。
ヴァデルSLJ APとの違い
ヴァデルSLJ APとの違いをざっくり言うとパワーと耐久性の違いです。ヴァデルSLJ APにはブラストSLJ APで使われている技術特性が使われていません。
キャタリナBJ APとの違い
キャタリナBJ APとの違いをざっくり言うと感度と粘りの違いです。
キャタリナBJ APにはメタルトップ、X45、HVFナノプラス、V-ジョイントが使われています。
メタルトップは感度に優れ、メガティップよりも折れにくいという特性があります。
HVFナノプラスはナノアロイという素材が使われており、粘りがあります。
ただ、釣れる魚が変わるかと言うとそうでもないので、コスパ重視の方はあえて選ぶ必要は無い気がします。
コストよりも機能性重視の方にお勧めなロッドです。
まとめ
- このロッドは省スペースで運びやすい&保管しやすい!
- 感度が高く汎用性が高い(青物、マダイ、根魚、イカなど…このロッドで大体の魚を釣ってきました)
- リールは汎用4000番がベストマッチ
- ヴァデルSLJ(下位モデル)は価格差があまり無い割に、性能差が大きい
- キャタリナBJ AP(上位モデル)はやや価格差あるため、コスパ重視の方はブラストSLJで必要十分!
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※当記事は2021/1/23に投稿した記事の再掲です。
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