23年7月頃、テイルウォークからSTEALZ(ステルス)というSWリールが発売されました。
予算が3万円未満で、メインフィールドが堤防で防水性はあまり重視しておらず、でも剛性は欲しい!という方にお勧めのリールです。
2万円台でありながらフルアルミボディ、アルミローターを積んでおり、さらにはドライブギアとピニオンギアがステンレス製というガチ仕様。
では、リールの詳細を見ていきましょう。
※本記事内のSTEALZ(ステルス)の画像はテイルウォーク公式出典。
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こんな人におすすめ!
詳細は後述しますが、このステルス、剛性はありますが防水性はそこまで良くないです。
というのも、使われているベアリングは全てステンレス製なものの、その他の防水機構が無いからです。
とは言っても海水をばしゃばしゃ被るような環境じゃなければ問題は無いでしょう。
剛性は凄いもので、アルミボディにアルミローター、しかもドライブギアがステンレス製となっています。
それでいて2万円台とかなりお安め。
という訳で、堤防の青物狙い大活躍するでしょう。
また価格は控えめなので、初心者でも手が出せる範囲かと思います。
という訳で冒頭に書いたとおり「予算が3万円未満で、メインフィールドが堤防で防水性はあまり重視しておらず、でも剛性は欲しい!という方にお勧め」という訳です。
リールの特徴
アルミボディ&アルミローター
SWリールの位置づけで剛性重視になっています。
ダイワやシマノではフルアルミ・アルミローターの組み合わせはフラッグシップだけです(ステラSW、ソルティガ)。
そう考えると、2万円台でローターまで含めてフルメタルボディというのはかなり貴重です。
ステンレス製のシャフト、ドライブギア、ピニオンギア、BB
メインシャフトがステンレスというのはそんなに珍しくない気がしますが、ドライブギアとピニオンギアまでステンレス製!
最近はステンレス製のギアのリールが増えつつありますが…
それでも2万円台でステンレス製のギアが付いてるのは他に無いです。
※タカミヤのノーヴもステンレスギアっぽいですが、小型番手のみ。
PENNのSLAMMER IV DXは通常価格3万円台。
ただ弱点となりそうなのが一つ。
SWリールはボディの接合部にガスケットが入っているものが多く、それにより防水性を高めています。
が、この画像を見る限りガスケット無し^^;
例えば↓はスラマーIV DXですが、ボディ接合部に赤茶っぽい枠みたいなのが収まってますよね。
ステルスにはこれが無いです。
ある方が防水性に優れます。
内部にグリスが塗られていればそこまで気にしなくて良いかもしれませんが。
まあ、堤防での使用なら問題ないでしょう。
一応、ボールベアリングは耐腐食性に優れるステンレス製ですからね。
カーボンドラグワッシャー
まあこの辺はSWリールならもはや必須な気がしますね。
ねじ込み式ハンドル
この辺も、もはやこの価格帯では当たり前です。
なので特筆する事も無い気がしますが、念のため。
アルミマシンカットドラグノブ
これは地味にすごいです。
この価格帯だとほとんどがプラ製なんですけどね。
ツインパワーSWですらプラ製ですから!
ただここにお金をかけるなら、もうちょい防水性頑張れ!と思わなくもない^^;
特徴をまとめると…
フルアルミボディ・ローターでステンレスギア搭載の剛性が高いリール!
という事になります。
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スペックについて
ラインナップは3番手のみ。
6000、8000はダイワ・シマノでいうところのハイギアぐらいのギア比ですね。
自重は6000だと495gでやや重いですが、8000の535gは同番手のシマノ・ダイワと比較するとかなり軽め。
6000に近いボディサイズなのかな?
ただ14000は725gと逆に重めです。
ちなみに実売価格は全番手とも2万円台前半っぽい。セールとかでまた変わるかもね。
14000のスペックは2万円台では貴重だなぁ。
Item | Gear Ratio | Weight (g) | DRAG MAX (kg) | Line Capacity | Bearings | Line Retrieve (cm/回転) | Retail Price (JPY) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
6000 | 5.6:1 | 495 | 11 | PE3-300m | 7+1 | 104 | 24,000 |
8000 | 5.6:1 | 535 | 11 | PE4-300m | 7+1 | 114 | 25,000 |
14000 | 4.7:1 | 725 | 20 | PE6-300m | 7+1 | 114 | 26,000 |
まとめ
- フルメタルボディ、ステンレスギア搭載の高剛性リール
- 防水性はそこまで良くなさそう
- 現状は3つの番手のみラインナップ
- 対象魚を考慮すると、14000番はこの価格帯では貴重な選択肢(この価格で大型青物を狙えるという意味)
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