21スフェロスSW 考察

2021-07-252022-08-02

↓21スフェロスSW 5000HG

↓21スフェロスSW 6000HG

シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 スフェロス SW 5000HG
シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 スフェロス SW 6000PG オフショアジギングキャスティング
 シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 スフェロス SW 6000HG オフショアジギングキャスティング
 シマノ(SHIMANO) スピニングリール 21 スフェロス SW 8000PG オフショアジギングキャスティング

ここまで盛る！？14モデルからの超絶進化…！

　1万円台のショア/オフショアジギング用リールとして、14スフェロスSWはお世辞にも良いリールとは言えませんでした。重すぎる自重に亜鉛ギアが搭載され、廉価モデル感の強い仕様になっていました。
　一昨年に19スフェロスSWが出たものの、4000番までしかラインナップされていませんでした。なので5000番以降しかない14スフェロスSWの正当な後継とは言えない状態が続いていました。
　そしてとうとう発表された5000番以降ですが、大幅な軽量化に加え、19モデル同様超々ジュラルミン製のギアになっています。

(5)シマノ 21 スフェロス SW 5000HG (2021年モデル) /スピ…

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14モデルからの進化点

　冒頭で書いたことも含め、リストアップします。

インフィニティドライブ採用！！
ギア材質変更
- 亜鉛→超々ジュラルミン
ドラグワッシャ素材変更
- フェルト→カーボンクロス
軽量化
- 8000HGで750g→665g

　正直、このモデルにまでインフィニティドライブを採用するとは思っていませんでした。シマノのページを見た時にびっくりしました(笑)

14モデルの良い所を継承

　14モデルでも、廉価モデルとは思えない良い所がありました。

ねじ込み式ハンドル
HAGANEボディ
Xシールド
Xプロテクト

　などなど、防水性やガタを抑える機構を引き続き装備しています。

このリールの弱点！

　ベールがワンピースではありません。以下画像はシマノ公式ページからの抜粋です。

　ここは20ストラディックSWとの最大の差別化ポイントであると思われます。ダイワ16BGも同じようなベール形状をしており、16BGについては何台も使ってきました。その上で書きますと、ショア/オフショアジギング用途の太いPEであればほとんど影響はありません。
　若干カッコ悪いと思うかもしれませんが、機能的には問題ありません。見た目よりも値段を重視するのであれば目をつむるべきポイントです。

スペック表

実用ドラグの表記がおかしい気がしますが…とりあえず、シマノ公式の情報を抜粋しておきます。

スクロールできます

品番	実用ドラグ (kg)	最大ドラグ (kg)	自重 (g)	PE (号-m)	巻上 (cm)	ベアリング
5000HG	5	10	445	2-350,3-240,4-170	97	4/1
6000PG	5	10	450	2-440,3-300,4-210	83	4/1
6000HG	5	10	450	2-440,3-300,4-210	103	4/1
8000PG	5	13	670	3-410,4-300,5-250	94	4/1
8000HG	5	13	665	3-410,4-300,5-250	107	4/1

21スフェロスSWスペック表

総評

　ベアリング数やベール形状等は廉価モデルらしいものになっています。しかしこの価格ながら、ねじ込み式ハンドルに加え超々ジュラルミン製ギア、HAGANEボディ、Xプロテクト、インフィニティドライブ等、エントリーモデルとは思えない内容に仕上がっています。
　費用を抑えたい方、初心者の方には十分すぎる性能になっているのではないでしょうか。20ストラディックSWの購入層がこのリールに流れそうな気がしなくもないレベル(笑)
　

＜8/14追記!!＞
案の定、5000HG、6000HGあたりが人気なようです。
早めに手に入れたい方は、予約できるうちに予約しといたほうが良さそうです。もしくは店頭に出た時に真っ先に狙うのが良いかも？？

↓21スフェロス 5000HG

(5)シマノ 21 スフェロス SW 5000HG (2021年モデル) /スピ…

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