20ソルティガ 考察

↑汎用的に使える8000-H

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ダイワの最強スピニング!

 セルテートSWやシマノハイエンド機の紹介をしておきながら、このリールの記事を書いていなかった…!前モデルとの違いや使用技術、スペックに焦点を当て掘り下げていきたいと思います。

もはや前モデルとは別物!

 まず15ソルティガについて。アルミボディにザイオンローター、ハイパーデジギア等で構成されていました。20ソルティガではこれら全てが変更されています。

  • アルミボディ→モノコック化
     ねじれや撓みに強くなり、ギア支持精度、気密性も上がったとの事です。モノコック化の良さは、ダイワの他モデルでも実証済みと言えるでしょう。
  • ザイオンエアローター→アルミエアローター
     おそらく強度を重視しての変更だと思います。撓み剛性は2倍以上になったとの事。ザイオンも良い素材ですが、やはりメタル製強し…!
     ステラSWもアルミ製のローターですので、ライバルを意識しての事かもしれません。
  • ハイパーデジギア→大口径化、G1ジュラルミン
     ギアの材質がC6191からG1ジュラルミンに変わり、外径+12%、厚み+55%されました。これによりギア強度が2倍以上になったとの事。材質の硬さ自体はC6191の方が上であるものの、大幅なギアサイズアップによる賜物ですね。
  • ドラグワッシャー枚数…6枚→14枚、構造変更
    シマノのヒートシンクドラグを意識しての事だと思います。新ドラグシステムでは熱を放出しやすくなり、10倍以上の耐久性になったとの事です。

↓ショアプラッキングにお勧めの14000-XH

スペック表

スクロールできます
品名巻取長
(cm)
ギア比自重
(g)
ドラグ
(kg)
PE
(号-m)
BBハンドル
長(mm)
8000-P924.8645253-400
4-300
12/175
8000-H1115.8655253-400
4-300
12/180
10000-P984.8645254-400
5-300
12/175
10000-H1185.8655254-400
5-300
12/180
14000-P1044.8655255-400
6-300
12/175
14000-XH1346.2665255-400
6-300
12/180
18000-P1014.5875306-400
8-300
12/185
18000-H1315.8885306-400
8-300
12/185
20000-H1435.8890308-400
10-300
12/185

互換性について

 上記スペック表を見るとわかりますが、18000番からボディサイズが変わります。そのため、スプールおよびハンドルアームの互換は8000~14000までと、18000~20000で別れることになります。ドラグノブ、ハンドルノブは全番手で互換があるとの事です。
 なお、15ソルティガとのスプール、ハンドルアーム、ドラグノブの互換性はありません。

番手表記の変更について

 上記スペック表にあるとおり、20ソルティガは8000番からのラインナップです。これは、ダイワ旧番手表記における4500番相当からのラインナップと思っていただけたらと思います。

ハンドルノブについて

 パワーギアのものはラウンドノブで、ハイギア以上のものはエッグ型のノブであるようです。ジギングをする上ではラウンドノブが、プラッキングをするならエッグ型のものが使いやすいため、そのように分かれたものと思われます。

番手の選び方について

 ショアプラッキングでブリやヒラマサを狙うのであれば、4号を300メートル巻ける8000-Hあたりで良いと思います。ただし、フィールド次第ではその限りではありません。また、キハダ等の大型魚を狙う場合、PEの太さだけではなく走られたときの事を考慮しておくべきです。必要であれば10000番もしくは14000番にするといった感じですね。
 18000番や20000番はオフショアでの使用になると思います。重量は875g~890gとなっており、8000~14000番からさらに一回り大きくなっています。大型キハダやクロマグロ等、記録級の魚を狙うためのリールと言って良いでしょう。

 

↓8000-P

↓8000-H

↓10000-P

↓10000-H

↓14000-P

↓14000-XH

↓18000-P

↓18000-H

20000-Hは商品ページ見つからず。見つかり次第掲載します

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