シマノ(SHIMANO) 21 クロスミッションBB 各種(Amazon)
20クロスミッションの廉価版にあたるロッド、21クロスミッションBBについての記事です。
廉価版と言えどもマルチロッドとしての性能は十分で、オフショア初心者の方にお勧めの一本です。
20クロスミッションはもちろんですが、SLJがコンセプトのブラストSLJ、ヴァデルSLJも近い仕様・価格帯のロッドとなっています。
21クロスミッションBBや競合品の仕様を基に、どのようにしてロッドを選び分けるか考察していきます。
このロッドの特徴
20クロスミッションと同じくマルチロッドです。
タイラバやエギング、SLJ等、多彩な釣りに使えます。
それを可能にするのはロッドのテーパーと、カーボンソリッドのティップにあります。
ちなみに冒頭で挙げた競合機種も似たような特徴を持っており、色んな用途に使えるものです。
競合機種との比較
2大メーカーの類似品について、基本スペックや特性を以下にまとめます。
項目 | 21クロスBB | 20クロス | 21デッキアクター | ブラストSLJ | ヴァデルSLJ |
---|---|---|---|---|---|
全長 | 全モデル 1.98m | 全モデル 1.98m | 1.91m~2.21m | 全モデル 1.91m | 全モデル 1.91m |
自重 | 102g ~115g | 97g ~123g | 85g~110g | 102g ~120g | 85g ~95g |
仕舞寸 | 全モデル 102.5cm | 全モデル 102.9cm | 100cm ~115cm | 100cm ~101cm | 全モデル 100cm |
穂先 | タフテックα (カーボンソリッド) | タフテックα (カーボンソリッド) | メガトップ (カーボンソリッド) | メガトップ (カーボンソリッド) | 材質? ソリッド |
穂先 の色 | 白 | 白 | シルバー or 黒 | 黒 | 黒 |
補強① | Xハイパワー | Xハイパワー | X45 | ブレーディングX | ー |
補強② | ー | Xスパイラル | ー | ー | |
継目 特性 | ー | ー | V-ジョイント | ー | |
価格 目安 | 15,000~ | 21,000~ | 21,000~ | 20,000~ | 15,000~ |
こうしてみると、長さ・重量・仕様ともに超そっくり仕様…!
ロッド補強技術や重量に注目すると、強度的に一番柔いのはヴァデルSLJと思われます。
あとは似たり寄ったりで、20クロスミッションがやや優れるイメージでしょうか。
しかしマルチロッドでの頑丈さは判断基準にする所ではありません。
また、軽さをロッドの強みとして捉える考え方もあります。
穂先については、一つの判断基準になります。まずは色ですね。
20クロスミッション、21クロスミッションともに白いティップであるため、夜間でも視認性を確保できます。
夜焚きイカの時なんかはメリットがあります。
また、ブラストSLJのメガトップと同じくカーボンソリッドですが、タフテックαの方がよく曲がります。
掛けの釣りがしたければブラストSLJやヴァデルSLJ、乗せの釣りがしたければクロスミッション、クロスミッションBBが良し!
21クロスミッションBBはヴァデルSLJと同価格帯で、なおかつスペックは上になっています。
スペックはブラストSLJと同じぐらい。
そのためコストパフォーマンスはこの4機種では一番!
デッキアクターがお勧めな人<追記>
21年10月にダイワからマルチロッド「デッキアクター」が登場しました。
スペックや特性ともにブラストsljに似ています。
しかも値段まで大体同じ。
ただし釣り具屋で実物を見た感想としては、ブラストsljよりも若干スリムなロッドに見えました。
sljもするけどタイラバやティップランがメイン!という方は、ブラストsljよりもデッキアクターが良いかもしれません。
ダイワ(Daiwa) 21 デッキアクター 610LB-S(楽天)
ダイワ(Daiwa) 21 デッキアクター 66MB(楽天)
ダイワ(Daiwa) 21 デッキアクター 63MLS-S(楽天)
ダイワ(Daiwa) 21 デッキアクター 73MHS(楽天)
ブラストSLJがお勧めな人
上表の5機種内では一番早く登場したロッドです。
ネット界隈で評判が良く、私自身63MS-Sを使っているから言えますが、買っても後悔する事はありません!
さらに63MB-Sを買い足すか悩んでいるぐらいw
ダイワのロッドが好きで、ヴァデルSLJよりも強度が欲しい人にお勧めです!あと掛けの釣りをする人!
ダイワ ブラスト SLJ エアポータブル 63LS-S(楽天)
ダイワ ブラスト SLJ AP 63MLS-S(楽天)
ダイワ ブラスト SLJ エアポータブル 63LB-S(楽天)
ダイワ ブラスト SLJ エアポータブル 63MLB-S(楽天)
ダイワ ブラスト SLJ エアポータブル 63MB-S(楽天)
ヴァデルSLJがお勧めな人
繊細なロッドが良く、なるべく安く済ませたい人。
掛けの釣りをする人。
また、ロッドのデザイン性を重視する人。
ヴァデルSLJは黒でシックなイメージがあり、かっこいいです。
ダイワ(Daiwa) ヴァデル SLJ AP 63LS-S(楽天)
ダイワ(Daiwa) ヴァデル SLJ AP 63LB-S(楽天)
ダイワ(Daiwa) ヴァデル SLJ AP 63MLB-S(楽天)
ダイワ(Daiwa) ヴァデル SLJ AP 63MB-S(楽天)
クロスミッションがお勧めな人
マルチロッドと言えどもロッドの強さを重視する人。
乗せの釣りをする人。
エントリークラスでは満足できない人。
かくいう私もエントリークラスでは満足できないタイプ。しかしハイエンドには中々手が出せないタイプでもある(笑)
ブラストSLJ63MB-Sの対抗馬として考えているのがクロスミッションB66M-Sです。
水深のある釣り場だとスピニングだと巻くのがキツイので、ベイトモデルを検討している次第です。
特に夜焚きイカではカウンタ付のリールが絶大な効果を発揮します。
穂先が白いので、なお夜焚きイカに向いていそう…欲しい。
ブラストSLJの実績が無ければ迷わず買うレベル!
シマノ(SHIMANO) 20 クロスミッション S66ML-S(楽天)
シマノ(SHIMANO) 20 クロスミッション B66ML‐S(楽天)
シマノ(SHIMANO) 20 クロスミッション B66M‐S(楽天)
シマノ(SHIMANO) 20 クロスミッション 各種(Amazon)
クロスミッションBBがお勧めな人
乗せの釣りをする人。
コスパを最優先に考える人。
オフショア用に初めてロッドを買う人。
正直なところ、釣り時のパフォーマンスはクロスミッションとほとんど変わりません。
実売価格にして6千円程度の差になりますが、お財布が厳しいのであればこちらで全く問題無し。
シマノ(SHIMANO) 21 クロスミッションBB 各種(Amazon)
シマノ(SHIMANO) 21 クロスミッション BB B66ML-S(楽天)
シマノ(SHIMANO) 21 クロスミッション BB B66MH-S(楽天)
コメント