2022/8/21追記)
どうやらこのリールは廃版ぽい?です。
アメリカでは、2022年6月頃からCAPTAINというピシファンのSWリールが販売されています。
仕様的にもAlloyXよりCAPTAINのほうがゴツく、SW向きです。
こちらに考察記事を書いています。
ピシファン(Piscifun)AlloyX スピニングリール 全密閉式ドラグ 高精度CNC加工 アルミ製 海水 海釣り 船 5000 5.2:1 11+1bb
カーボンXでお馴染みのピシファンが、スーパーライトショアジギング(SSJ)やライトショアジギング(LSJ)、スーパーライトジギング(SLJ)で役立ちそうなリールを出しております。その名もAlloy X(アロイ X)で、Alloyとは「合金」の意味を持ちます。名前からしてどんなリールか想像つきますね(笑)
そこで、このリールの良い所を解説し、前述の用途に対しアリなのかどうか!?考察していきます!!
SSJ、LSJ、SLJにピッタリ!
公式ページを見るとわかりますが、D社とS社のリールを足して割ったような仕様になっています。番手は2000番(235g)~6000番(330g)まで展開されており、SSJやLSJ、SLJにピッタリなサイズ展開になっています。
SSJ、LSJ、SLJ何れもそれなりに負荷のかかる釣りで、リールにはそれなりの耐久性が求められます。そこで、Alloy Xがどんな特性を持っているかを見ていきましょう。
このリールの特性
公式HPより、以下のような特徴があるようです。
- ワンピースマシンカットアルミボディ
- ドラグノブ、ボディへのシーリングによる耐水性
- ワンピースベール
- カーボンファイバードラグ
- 合金ギア(材質については明記無し)
- ねじ込み式ハンドル
- EVAノブ
1はD社を、2と3はS社を匂わせますw
それはさておき、これらの特徴を見るに非常にタフである事がわかります。1万円台でこの仕様はコスパ高しと言わざるを得ません。
スペックについて
最後にスペック表を見て、どんな釣りに向いているかを考えます。
番手 | ギア比 | 最大 ドラグ (kg) | 重量 (g) | BB | 巻上 (cm) | PE |
---|---|---|---|---|---|---|
2000 | 5.5:1 | 12 | 235 | 11+1 | 79 | 8lb/192m 10lb/164m 15lb/150m |
3000 | 5.5:1 | 12 | 240 | 11+1 | 85 | 15lb/228m 20lb/164m 30lb/119m |
4000 | 5.5:1 | 12 | 245 | 11+1 | 90 | 15lb/329m 20lb/238m 30lb/169m |
5000 | 5.2:1 | 18 | 325 | 11+1 | 92 | 20lb/384m 30lb/274m 40lb/219m |
6000 | 5.2:1 | 18 | 330 | 11+1 | 98 | 30lb/448m 40lb/357m 50lb/306m |
全体的な感想として真っ先に思うのは、BB数が多い点と最大ドラグ力が高い点。これが1万円台とは思えない!!
次に思うのは、ガチな特性の割に展開されているサイズが小さいな、という印象。タカミヤのノーヴと同じく、展開されたサイズに対する特性のミスマッチ感があります。最大サイズの6000番でも330gしかありません。これはS社・D社の4000~5000番程度のサイズと思われます。もちろん、軽さを保つ企業努力あってこその数値とは思います。
巻上長は4000番で90cm、5000番で92cm、6000番98cmとなっており、SSJ、LSJ、SLJに使ってくださいと言わんばかりの数字になっています。
リール重量から考えると4000番をSSJに、5000番をLSJ、SLJに使うと良さそうです。5000番でも十分すぎるラインキャパなので、リール巻上長に拘りが無ければ6000番を選ぶ必要は無さそうです。
↓5000番のリンクです。
ピシファン(Piscifun)AlloyX スピニングリール 全密閉式ドラグ 高精度CNC加工 アルミ製 海水 海釣り 船 5000 5.2:1 11+1bb
↓4000番
ピシファン(Piscifun)AlloyX スピニングリール 全密閉式ドラグ 高精度CNC加工 アルミ製 海水 海釣り 船 4000 5.5:1 11+1bb
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