フォースマスターの200番台は21年に発売されておりました。
電動リールでありながら自重400g未満と、現時点で唯一無二の軽量電動リールです。
水深80m、90m~の深場でタイラバ、イカメタルをするのにお勧めなリールです。
また、電動リールというとほとんどが右巻き仕様ですが、なんと左巻き仕様もあります。
電動リールはある程度大型のものばかりでしたが、痒いところに手が届くリールとなっています。
という訳で、詳細を見てきましょう。
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小型電動リールの使いどころ
深場でベイトリール(手動)を使う際の問題点
例えば水深50m、60m程度の場所でベイトリール(手動)を使うのであれば、電動じゃなくとも何不自由無いです。
ただし水深が80m、90m、100m…となってくると、ラインの回収が凄まじく大変になります。
とくにタイラバではPGを使う事が多々あり、ベイトリールのPGとなると…巻上長が50cm~60cmぐらいのものが多いです。
スピニングと比べれば巻き重りは気にならないのですが、反面、巻上速度不足を感じることが多々あります。
大型のリール、高ギア比を使う事である程度解消できますが、水深が100mを超すと、それでもかなりキツイものがあります。
そんな時、電動リールであればライン回収時の不満を解消する事ができます。
ただし電動リールにも気を付けておくべき点があります。
電動リールの問題点
電動リールは中にモーターを内蔵しており、さらにカウンタまでも付いています。
手動リールには無い部品をたくさん積んでいる訳です。
つまり、ほとんどの電動リールが「重さ」という問題を抱えています。
その点に関して、フォースマスター200番台は全モデルとも400g未満になっており、「重さ」の問題を解決している訳です。
また、大型の電動リールは右巻きモデルしかなかったりしますが、小型電動リールは扱いやすさが重視されており、左巻きモデルがラインナップされている事も。
フォースマスター200番台は左巻き、右巻きモデル両方がラインナップされています。
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フォースマスター200番台の性能について
技術特性
技術特性についてはシマノ公式に解説があるので、個々については触れません。
以下の技術特性が使われています。
- ムテキモーター+
- タッチドライブ
- 探検丸スケール
- スピードクラッチ
- Sコンパクトボディ
- ファイアマッチシステム
- エキサイティングドラグサウンド
- CI4+
- S A-RB
- 楽楽モード/速度一定モード
- ファインドットLCD
探検丸が使える環境であれば連動できるので、より戦略性のある釣りができそうですね。
スペック表
シマノ公式からスペック表引用。
改めて思いますが、電動リールで自重400g未満は凄い。
ただ唯一不満があるとすれば、糸巻き量がやや少ない事でしょうか。
深いところで使うモノなのでPEは300m巻きたいのですが、0.8号でも270mまでです。
マダイやイカであれば0.8号を270m巻いてれば充分なんですが…せめて300mジャスト巻かせてくれ!
まあ、ここは妥協すべきかもしれません。
品番 | ギア比 | 最大ドラグ力 (Kg) | 自重 (g) | 糸巻量 PE (号-m) | 最大巻上長 (cm) | ハンドル長 (mm) | BB |
---|---|---|---|---|---|---|---|
200 | 8.2 | 5 | 395 | 0.8-270 1-220 1.5-150 | 66 | 60 | 9/1 |
200DH | 8.2 | 5 | 385 | 0.8-270 1-220 1.5-150 | 66 | 55 | 9/1 |
201 | 8.2 | 5 | 395 | 0.8-270 1-220 1.5-150 | 66 | 60 | 9/1 |
201DH | 8.2 | 5 | 385 | 0.8-270 1-220 1.5-150 | 66 | 55 | 9/1 |
- スプール 径(mm)/幅(mm)は全て25.5/19
- 夢屋ハンドルタイプは全てBH-1
- 夢屋ハンドルノブタイプはシングルハンドルモデルがB、DHモデルがAです。
- 電動ケーブル全長は2.5m
- 最大巻上速度(m/分)…195
- 実用巻上速度(m/分)1kg負荷…全て148
- 実用巻上速度(m/分)2kg負荷…全て129
- 実用巻上速度(m/分)3kg負荷…全て87
- 実用巻上持久力(Kg)…全て3
- 本体価格は全て86,600円(23年8月時点)
フォースマスター600番台との選び分けについて
シマノの小型電動リールにはフォースマスタの600番台もあります。
フォースマスターの600番台は490g~500gと、200番台よりも100gほど重いです。
めちゃくちゃ重い訳ではないですが、やはり快適性は200番台と比べ落ちます。
ただし600番台はPE糸巻量が2号-300mとなっており、糸巻量についての問題はありません。
これらを総合すると、200番台の糸巻量を許容できるか否か、600番台の重さを許容できるいか否か、というところが判断基準になりそうです。
ちなみに私はイカメタルをするなら自重が軽い方を優先したいので、もし買うなら200番台です。
実際200番台を買うつもりでしたが、予算の都合上諦めました…^^;
Amazonなんかでレビュー見てみると、200番台の評判はかなり良いようです!
まとめ
- ベイトリール(手動)は深場でのライン回収がキツイ。
- ほとんどの電動リールは「重さ」という問題があるがフォースマスター200番台はそれを解決(自重400g未満)。
- 深場でタイラバやイカメタルをする際にフォースマスター200番台をお勧め。
- フォースマスター600番台との選び分けは200番台の糸巻量・600番台の自重を許容できるか否か。
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