22コルトスナイパー SS LSJ 考察

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シマノより、コルトスナイパーSSのLSJ特化モデルが発売されます(22/7月予定)。
通常のコルトスナイパーSSと比べ何が変わるのか?コルトスナイパーBBとの違いは何か?という事を焦点に、考察していきます。

以前、ダイワにジグキャスターMX ライトというロッドがありましたが、現在は廃版になっています。
そのためダイワにはライバルとなるロッドが存在しません。
スーパーライトショアジギングとまではいかずとも軽めなライトショアジギングロッドが欲しい方は、あまり迷わずにロッド選びができるのではないでしょうか!

シマノ 22 コルトスナイパー SS LSJ S96L(楽天)
シマノ 22 コルトスナイパー SS LSJ S96ML(楽天)

目次

技術特性

 22コルトスナイパーSS LSJ、19コルトスナイパーSS、21コルトスナイパーBBの技術特性は以下のとおり。

スクロールできます
特性22コルトスナイパーSS LSJ19コルトスナイパーSS21コルトスナイパーBB
ハイパワーX
スパイラルX
リールシートCI4+
ラインナップS96L~S100ML(181g~199g)S96M~S106H(225g~)
S100M-T~S100MH-T(振出モデル)
S96ML~S100H(233g~)
S100M-3~S100H-3(3Pモデル)

19コルトスナイパーSSとの比較

19コルトスナイパーSSにはM未満の硬さがありません。その事もあり、自重で大きな差があります。
技術面では、CI4+有無の差があります。これはリールシート部の差で、より軽量にするためと思われます。
それでいて19コルトスナイパーSSよりも安めの価格設定なので、地味にアップグレードしているでしょう。
ブランクス素材量が減った分の価格差もあると思いますが、ここは素直に嬉しい所!
M以上で釣る魚をターゲットにするか否かで選び分けたら良いと思います。

21コルトスナイパーBBとの比較

21コルトスナイパーBBは硬さMLまでありますが、Lがありません。
また、自重の差にも関わってくるところですが、スパイラルXがありません。
21コルトスナイパーBBの96MLでも強度的には問題無いです。しかし22コルトスナイパーSS LSJはスパイラルXも採用されることで、強度を維持したまま自重を下げているのだと思われます。
22コルトスナイパーSS LSJの良い所は「軽快に扱える」という点なので、快適さを重視するか、コストを重視するかで選び分ける事になります。

スペック表

スペックは以下のとおり。全て200g未満!!

スクロールできます
品番全長(m)仕舞寸
(cm)
自重
(g)
ジグ
MAX(g)
プラグ
MAX(g)
PE
MAX(号)
最大ドラグ
MAX(kg)
価格
S96L2.9148.3181423622.5\27,800
S100L3.05155.8196423622.5\28,200
S96ML2.9148.6187504223\28,200
S100ML3.05156.1199504223\28,600
シマノ公式から抜粋

スペック面は、私が持っているジグキャスターMX ライトによく似ています。
ジグキャスターMX ライトの98MLを持っていますが、自重は170gと軽く、非常に使いやすいです。
ショアジギングロッドを何本も買うとわかるんですが、ライトなロッド1本とヘビーなロッド1本あれば大体の場面をカバーできます。
そのためこのロッドはライト用に買っておいて損は無いんじゃないかと思います!
このロッドが特に活躍するのは夏場~初秋の青物の数釣りですね。22年7月発売なので、買ってすぐに試せるのは良いですね!!!

番手選びについて

レングス

長さについては、堤防がメインかサーフがメインかで選び分けたらOKです。
9’6″(9フィート6インチ)はルアーフィッシングにおいて汎用的な位置にある長さです。
操作性とキャスト性のバランスが良く、どこであっても問題なく使う事ができます。
10’のものはややキャスト性能に重きが置かれており、遠投が求められる釣り場(=サーフ)で効果を発揮します。
サーフは堤防と比べ水深が浅い所が多く、メタルジグが使いにくいです。
そのためミノーやワームなどのルアーを使う事がメインになり、操作性は二の次になります。

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硬さ(LかMLか?)

どちらであってもロッド重量は然程変わらないため、操作感もほとんど同じと言って良いでしょう。
しかし扱えるルアー重量に若干の差がある事から、Lはスーパーライトショアジギングに、MLはライトショアジギングに向くでしょう。

私ならどれを選ぶか?

やはり、22コルトスナイパーSS LSJの特性(軽さ)が活きるのは長さ9’6″で、なおかつ軽いLです。つまりS96Lですね。
ライトショアジギングがしたいなら19コルトスナイパーSSのS96Mがあります。S96MLはその中間で、ちょっと中途半端な感じになりそうです。

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私が初心者の時にしてしまった間違いは、無駄にキャスト性能を求め、10フィート台のロッドを買ったことです。
もちろん前述のとおりサーフでなら活躍します。しかし私のメインフィールドは堤防でしたw
9’6″でも飛距離は必要十分ですので、最初は悩みすぎずに9’6″を選ぶと良いです。

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おすすめリール番手

シマノ公式にもあるとおり4000、C5000あたりが使いやすいと思います。ラインキャパ的には4000で十分かも。
グレード的にはストラディックSWがピッタリで、一番汎用的に使える4000HGがお勧め!
巻きの軽快さを求めるなら21ツインパワーXDの4000HGが良し!
PG…ショアから使うには巻取り長が少し短いです。
XG…軽快さが重要な釣りなので、XGによる巻き重りも微妙なところ。サーフでの巻きの釣りであればアリ。

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22コルトスナイパー SS LSJのまとめ

  • 19コルトスナイパーSS、21コルトスナイパーBBとは自重面で明確に差別化されている!
    • 19コルトスナイパー SSには無かったML、Lがラインナップされている!
    • 21コルトスナイパーBBはMLまであるものの、96MLでの比較でコルトスナイパーSS LSJが46gも軽い!

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