2022年11月に、オシアジガーリミテッド SLJが登場します。
シマノのロッドで名前に「SLJ」が付くのは初めてですね。
今回はSLJだけでも4モデルがラインナップされており、その全てがチューブラーモデル。
しかもシマノテクノロジーてんこもりの超本気仕様になってます。
釣行時間が長い方や、使いやすさを重視する方にお勧めのロッドです!
ただし値段がガチなので、初心者の方は手が出しにくいかもしれません(;’∀’)
実売価格はおそらく6万円台と思われる。
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このロッドの良い所!
軽くて使いやすい!
動画を見るとわかりますが、非常にスリムなロッドです。
現時点で自重は公開されていませんが、見た目どおりに軽いとの事。
また、フルソリッドロッド並みにスリムですが、チューブラー仕様です。
高強度・高反発素材(M40X)と高強度素材(T1100G)を用いており、従来のライトジギングロッド(低反発)とは一線を画すようです。
ちなみにスパイラルXコア、ハイパワーX、ナノピッチ採用です。
それでいて高反発すぎず、シルキーな使用感。
めっちゃ使ってみたい…。
感度が凄い!!
自重の軽さに加え、カーボンモノコックグリップが採用されています。
カーボンモノコックグリップはイカ狙い用のロッドであるセフィアシリーズなどにも採用されています。
グリップエンドにEVAやコルクが使われておらず、カーボン素材の高感度グリップです。
ダイワはガイドをカーボン製にして高感度を狙っているものがありますが、シマノはグリップですね。
カーボンモノコックグリップ自体は数年前からある技術ですが、ジギング系のロッドに搭載されたのは初!
SLJロッドは巻きの釣りもあり得るので、感度重視は素直に嬉しいですね。
トラブルレス!
Xガイド搭載。
チタン製のフレーム一体型ガイドで、段差などが無いとの事。
さらにロッドへの取り付け角が最適化されており、いっそうトラブルレス性が高められています。
この辺に付いては、チタン製じゃなくても良いので、低価格帯のロッドでもこだわってほしい所ですね!
まあ、さすがフラッグシップって感じですね。
ちなみにトップガイドのみ金色になっており、目感度に優れる仕様。
スペック表
スピニングが3モデル、ベイトが1モデルラインナップされています。
全て2ピース仕様、仕舞寸的におそらくグリップジョイント?
そして、自重が未定という謎^^;
ここまで仕様決まってて自重載せないんかい!w
品番 | 全長 (m) | 仕舞寸 (cm) | 自重 (g) | ジグ (g) | PE MAX (号) | 最大 ドラグ (kg) | 想定 水深 | 適合 リール | 特徴 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
S64-00 | 1.93 | 149.5 | 未定 | 10~80 | 1 | 2 | ~50m+α | 2500~4000 | ライトさ重視 |
S62-0 | 1.88 | 144.5 | 未定 | 20~100 | 1.2 | 2.5 | ~60m+α | 2500~4000 | 汎用性重視 |
S610-0 | 2.08 | 164.5 | 未定 | 20~100 | 1.2 | 2.5 | ~60m+α | 2500~4000 | ちょい投げ重視 |
B63-0 | 1.91 | 145.7 | 未定 | 30~100 | 1.2 | 2.5 | ~60m+α | 100~200 | フォール重視 |
それぞれの番手に特徴があります。
S64-00
スピニングモデル。
一番ライトな仕様で、イサキジギングなどに特化しているとの事。
水深は~50m+αでジグは~80gとなっていますが、たぶん一番使いやすいのは水深30m程度、ジグは40g~60gと予想します。
何故かと言うと、水深が深い所で重いジグを使うと巻き重りがするからです。
ロッド性能がいくら高かろうと、リールのパワーがボトルネックになる可能性が高い。
私のような2馬力ボート民にはピッタリなロッドだと思います。
合わせるリールはどうだろう、感度重視ならC3000HG、パワー重視なら4000のPGもしくはHGあたりが良さそうかな。
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S62-0
スピニングモデル。
こちらはバーチカルもできてちょい投げもできる、汎用性が重視された設定になっています。
釣り環境が多様な人にお勧めなモデルでしょう。
私なら、リールも汎用性が高い4000HGを合わせるかな。
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S610-0
スピニングモデル。
こちらはキャスト性能重視なので、上二つのモデルよりもやや長め。
パワーはS62-0とほぼ同じ。
キャストする分だけ放出されるラインの量が増えるので、私なら汎用リールの4000XGあたりを選びます。
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B63-0
ベイトモデル。
フォールで狙うのを多用する方にお勧めのモデル。
フォール回数が多いのならば、やはり手返しの良いベイトリールが使いやすいです。
また、水深が深くなる場合も、巻き重りしにくいベイトリールに軍配が上がります。
どの番手がおすすめ?
SLJはチョイ投げも結構あるので、どれか一本だけ選べ!と言われたらS62-0を選びますね。
釣り環境がほぼ固定されてる方は、そのシーンに合ったモデルを選べば良いと思います。
競合品は?
2大メーカーのもう1社、ダイワのSLJフラッグシップモデルはソルティガSLJです。
ソルティガSLJはざっくり以下仕様になっています。
- チューブラーモデルはスーパーメタルトップ(SMT)
- フルソリッドモデルはメガトップ
- 1ピースロッド
- X45採用
- エアセンサーシートHVFナノプラス
- 実売価格は5万円前後
SMTは非常に繊細かつ柔軟なティップで、細かなアタリを取るのに向いています。
マダイ狙いをする方なんかには超お勧めのロッドです。
価格面では5万を切るので、割と手が出せる範囲だと思います。
単純にロッドの性格のみで選び分けるなら、汎用的に使いたい方はソルティガSLJを選べば良いと思います(マイボートメインの人)。
そうではなくSLJを本格的にやりたいんだ!という方はオシアジガーリミテッドSLJですね(遊漁船メインの人)。
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オシアジガーリミテッドSLJのまとめ
- 高強度・高反発素材使用により軽くて使いやすいロッドになっている!
- トップガイドで目感度、グリップエンドで手感度が良くなっている!
- ガイド角が最適化されており、トラブルレス性ヨシ!チタン製なので錆びにくい!
- ライバルはソルティガSLJだけど、どちらかというと汎用性重視のロッド。
SLJを本格的に楽しむならオシアジガーリミテッドSLJがお勧め!
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