22オシアジガーリミテッドLJは軽快さと強さ、感度まである?!シマノLJロッドの最高峰モデル

22オシアジガーリミテッドLJがSLJモデルとセットで発表されましたね。
SLJモデルは少しスロー目の調子に、LJモデルはファストテーパー寄りにしてあるとの事。

水深60mまでの浅場メインでちょい投げなどもする場合はSLJモデルが良いでしょう。SLJモデルの記事はこちら
水深60m~の深場メインの場合はLJモデルが良いでしょう。

いずれにしてもお値段が高めなので、中級者以上にお勧めのロッドです。
実売価格は6万円~と思われます。

目次

このロッドの良い所!

軽くて強くて使いやすい!

フルソリッドロッド並みにスリムですが、チューブラー仕様です。
高強度・高反発素材(M40X)と高強度素材(T1100G)を用いており、従来のライトジギングロッド(低反発)とは一線を画します。
ちなみにスパイラルXコア、ハイパワーX、ナノピッチ採用です。
シマノLJロッドの頂点だけあって、シマノテクノロジーがてんこ盛りです。

トラブルレス!

Xガイド搭載
チタン製のフレーム一体型ガイドで、段差などが無いとの事です。
さらにロッドへの取り付け角が最適化されており、よりいっそうトラブルレス性が高められています。
ちなみにトップガイドのみ金色になっており、目感度に優れる仕様

感度も重視されている!

自重の軽さに加え、カーボンモノコックグリップが採用されています。
カーボンモノコックグリップはイカ狙い用のロッドであるセフィアシリーズなどにも採用されています。
グリップエンドにEVAやコルクが使われておらず、カーボン素材の高感度グリップです。
ダイワはガイドをカーボン製にして高感度を狙っているものがありますが、シマノはグリップですね。
カーボンモノコックグリップ自体は数年前からある技術ですが、ジギング系のロッドに搭載されたのは、SLJモデルと共に初ですね。

青物狙いならさほど重要な要素ではありませんが、タチウオなどを狙う場合は嬉しい機能ですね。

スペック表

では具体的なスペックを見ていきましょう。
継数は全て2で、グリップジョイント式です。
グリップジョイントなので強度は十分に保たれていますね。

スクロールできます
品番全長
(m)
仕舞寸
(cm)
自重
(g)
先径
(mm)
ジグ
(g)
PE
(号)
最大ドラグ
(kg)
水深
(m)
適合
リール
B63-11.91145.7未定1.640~130MAX1.53~70m+α100~300
B63-21.91145.7未定1.750~160MAX24~80m+α150~300
B63-31.91145.7未定1.860~180MAX24~100m+α200~1500
引用元:シマノ公式

B63-1

22年10月現在のラインナップでは最もライトな仕様です。
使うPEは1号前後、ジグ重量は100g前後になると思うので、限りなくSLJに近いですね。ギリLJの範疇といったところ。
SLJモデルはスロー目な調子である一方、こちらはファスト寄りです。
自身の釣り方に合う調子で選び分けるのもアリ。

このクラスのロッドに合うとなると、やはりオシコン…!
ただし22年10月現在で300番しかありません。
感度を重視するなら150番台、パワー重視なら300番台でしょうか。
また、ハンドルノブがLJには向かないように感じます。ラウンドノブの方がLJにはマッチしますね(人による?)。
ラインナップの中では比較的浅めのところで使うと思うので、ギア比はHGが良いと思います。

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B63-2

3ラインナップでは真ん中のパワーのモデルです。
水深80m+α、ジグMAX160gとの事で、LJロッドらしい数字と言えます。
いわゆる”LJロッド”が欲しい方はこの番手を選ぶと良いでしょう。

100g以上のジグを主に使うでしょうから、水深もそれなり(50m~)が基本になると思います。
巻上に時間がかかると面倒ですし、ルアーを早く動かすためにも、リールは300番台のXGが良いでしょう。
やっぱオシコンでしょうね。

B63-3

ラインナップ中で一番パワーがあるモデルです。
水深100m+α、ジグMAX180ですので、ジギングロッド寄りのスペックと言えるでしょう。
基本的に青物狙いになると思いますので「青物にしか興味ないよ!」って方はこの番手で良いのではないでしょうか。

合わせるリールについては、青物が主であればオシアジガー1500番台のXGが良いでしょう。
そうじゃなければ22オシアコンクエストの300番台XGですね。

LJモデルとSLJどちらを選ぶべきか?

1にターゲット、2に水深・ジグ重量で考えたら良いと思います。

ターゲットについて

何を狙うのか、というのが一番大きいですね。
青物を主体に考えているのであればLJ即決で良いですね。なんせ、パワーが要りますから。
マダイなど、色々兼用で使いたい場合はSLJモデルが良いでしょう。

ただし水深・潮の速さ次第ではルアー重量を重くせざるを得ず、SLJモデルではロッドが曲がりすぎて使いにくい…なんて事もあります。

水深・ジグ重量とリールの巻き重りについて

あくまで私のケースですが水深40mジグ60gを超すと巻き重りを強く感じ始め、水深50mジグ80g程になると明確にキツイです。
ちなみに普段のリールはスピニングで、17ツインパワーXDの4000XGか21ツインパワーSWの4000XGを使っています。
PGを使えば多少楽になりますが、水深50m~では基本的にスピニングは不向きです。
スピニングはチョイ投げしやすいというメリットがありますが、深場ではデメリット(巻き重り)が勝ります。
ベイトリールの方が構造上巻き重りしにくく、XGでも楽に巻き上げることができます。

水深40m~で釣りをするならば、SLJロッドにするとしてもベイトモデルが良いです。
さらに水深が60m~の深場であるならば、扱うルアー重量も増しますので、LJロッドが良いでしょう。

まとめ

  • 22オシアジガーリミテッドLJは軽くて強くて感度も良い!
  • 価格は6万円台と思われる
  • ラインナップはベイトモデルのみ。
  • 合わせるリールはオシコンが無難。B63-3に限ってはじがーもアリ。
  • SLJモデルとの選び分けはターゲットと水深で考えよう!

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