去年から「そろそろ出るのでは？」と囁かれていた新ステラがシマノ公式ページに掲載されました。
なんと3月発売で、発売間近です！さすがシマノのフラッグシップモデルというべき性能を備えています。
18ステラと比べ、耐久性・パワー・トラブルレス性と全体的な進化を果たしています。
具体的な内容については技術特性も踏まえて考察していきます。
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22ステラの外観について
18ステラは鏡のようなシルバーでしたが、22ステラはメタル感が入ったように思います。
個人的には18ステラよりも22ステラのデザインのほうが好みです。
なおボディ材質はこれまでどおりMgです。ローター材質は小型番手がMg、中型番手からALになります。
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18ステラとの差（技術特性）
18ステラに無く22ステラにある技術特性は以下のとおり。
- インフィニティクロス
ピニオンギアとドライブギアの接触面をより広くする事で、局所的にかかる負荷が減るとの事。
それによりギア耐久性が2倍に！ - インフィニティループ
リーリング時にスプールが上下する速度を低速化し、ラインがキレイに巻かれるようになる事で、キャスト時のライン放出性能が良くなったとの事。 - インフィニティドライブ
SW系リールではお馴染みの技術特性になってきましたが、汎用モデルでの採用は初と思われます。シャフトとピニオン接触部の抵抗が減る事で、巻取力がアップ！ - アンチスイッチフィン
ベールとラインローラーの間にフィンが付くことで、ライントラブル減！ - DURAクロス
新素材のドラグワッシャーにより、ドラグ性能はそのままに耐摩耗性が10倍以上に！ - バリアコートスプールリング
ステラSWと21ツインパワーXDに付いてたやつです。スプールエッジが頑丈に！
インフィニティドライブが採用されたのは大きいですね！各部の耐久性が上がった点、トラブルレス性が向上した点も素晴らしい！18ステラを総合的に底上げした感があります。インフィニティドライブ以外の技術特性は、個々で見るとインパクトに欠けるけど、これだけマシマシであれば満足ですね！
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18ステラとの差（番手・スペック）
18ステラと22ステラのラインナップは以下表のとおり。
18ステラは19年にC2500SXG、C3000SDH、C5000HGが追加されています。
おそらく18ステラで人気のあった番手を最初のラインナップにしたのかな？と思います。
スーパーライトジギングをする自分としてはC5000HGが欲しいところ。
| 18ステラ | 22ステラ |
|---|---|
| 1000SSSPG | 1000SSPG |
| 1000SSSDH | ー |
| C2000S | C2000S |
| C2000SHG | C2000SHG |
| ー | C2500S |
| C2500SHG | ー |
| C2500SXG | C2500SXG |
| 2500S | 2500S |
| 2500SHG | 2500SHG |
| C3000 | ー |
| C3000SDH | C3000SDH |
| C3000SDHHG | C3000SDHHG |
| C3000MHG | C3000MHG |
| C3000XG | C3000XG |
| 3000MHG | 3000MHG |
| 4000 | ー |
| ー | 4000M |
| 4000MHG | 4000MHG |
| 4000XG | 4000XG |
| C5000HG | ー |
| C5000XG | C5000XG |
ちなみに最小番手の1000SSSPG（18ステラ）と1000SSPG（22ステラ）は両方とも165gです。
最大番手のC5000XGも同じ自重です（両方とも260g）。実用・最大ドラグ力も同等。
ダイワでもそうでしたが、ここ最近のリールはスペック（数字）が重視されていたように思います。
特に自重！しかし今回のステラはスペック面は変わらず、技術特性の追加により「どれだけ長く快適に使えるか」「どれだけトラブルレスに使えるか」等、数字に出てこないところで良くなっています。
数値面は、ぶっちゃけ18ステラで十分ですからね。
ライバル機種について
ダイワもイグジストの新モデルが出ます（番手により発売時期が異なる？ようです）。
イグジストもスペック面の変化はほとんどありません。
ギアに特殊表面処理が付いた（ギア耐久性UP）とか、イグジスト保有者向けのサービスが追加されるとか、18イグジストと比べるとそういった変化があるようです。
22イグジストについても記事を書く予定です。
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今後発売される汎用リールについて
ヴァンキッシュやヴァンフォード等の軽さを武器とするリール以外は、スペック面はあまり変わらず、耐久性等の数字に出ない部分が強化されるかもしれませんね。
ダイワのモノコックボディのように、構造的に大きく変わるようなものが出てくれば話は別ですが。
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