ショアスパルタン ブレイクスルーの後継モデルとなるドラッガーブレイクスルー。
めちゃくちゃ強いロッドである上、全モデルとも３ピース仕様です。
そのため磯歩き・遠征で大物を狙うのにピッタリのロッドになっています。
↓動画では、GTなんかも釣っていますね。こんな釣りをしたい方に超お勧めなロッドです。
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“ドラッガー”は“ショアスパルタン”の後継ショアジギシリーズ！
前シリーズである“ショアスパルタン”は、フラッグシップモデルであった15ショアスパルタンから始まり、やや価格が抑えられた16ショアスパルタンコースタル、さらに価格が抑えられた17ショアスパルタンスタンダードと続きました。
その後、15ショアスパルタンがラインナップから消え、新たなフラッグシップモデルとして登場したのが19ショアスパルタンブレイクスルー（※以降、BTと表記）でした。
ちなみに15ショアスパルタンで既にめちゃくちゃ強いロッドでした。
そこから19ショアスパルタンブレイクスルーになり、15モデルの弱点であった「グリップの短さ」が改善されました。
その後“オーバーゼア”シリーズが登場し、その中のオーバーゼアグランデが“ショアスパルタン”シリーズを彷彿とさせるようなガチムチスペックになっていました。
ここで新たな技術である“X45X”が登場したと記憶しています。
23ドラッガーBTは19ショアスパルタンBTから更に進化しており、強くて便利で使いやすいショアジギ・キャスティングロッドになっています。
テクノロジーについて
せっかくなので、前モデルである19ショアスパルタンブレイクスルーと比較してみます。
X45からX45Xになっており、ブランクス性能が向上したと思われます。
また、ESS（エキスパートセンスシミュレーション）はロッドの歪みを解析・設計するシステムを使う技術のようです。
要は、数値的な根拠を基にロッドを設計しているから性能が良いよ！って事ですね。
| 23ドラッガーBT | 19ショアスパルタンBT |
|---|---|
| ESS | ー |
| X45X | X45 |
| V-ジョイントα | V-ジョイントα |
| HVFナノプラス | HVFナノプラス |
| 100MH-3~83XXH-3 | 106MH～83XXXH |
| 全モデル3ピース | 83XXXHのみ3ピース |
全モデルとも3ピースモデルになっているため、持ち運びやすさもチェックしたいポイント。
スペックについて
以下、ダイワ公式から抜粋。継数は全て３です（3ピースモデル）。
なお910H-3JSはジグスペシャルモデルとなっており、これだけスペックが未定です。
スクロールできます引用元：ダイワ公式
品名 全長
(m)先径/元径
（mm）仕舞
(cm)自重
(g)ルアー
(g)ジグ
(g)PE 100MH-3 3.05 2.4/16.4 109 365 20～80 30～100 2～4 910H-3 JS 3.00 2.8/16.9 109 372 – 40～130 MAX5 100H-3 3.05 2.8/16.9 109 375 30～100 40～130 3～5 100HH-3 3.05 2.6/17.4 109 400 50～120 60～160 4～6 93XH-3 2.82 2.6/18.1 101 408 60～160 80～200 6～8 83XXH-3 2.51 2.8/18.7 95 415 70～210 – 6～10
ショアジギ通の人はお気づきかと思いますが、一番ライトな100MH-３でもかなり重いです。
重いから悪い、という事ではなく、使われている素材量が多く頑丈である事が想像できます。
まあ、グリップの重さなどもあると思いますが。
何が言いたいかというと、910H-3 JS以外はプラッキングが主になるという事です。
重すぎるとジグをアクションさせるのが辛くなりますからね。
MHでLSJに使おう！！と考えてる方はこのロッドは向かないでしょう。
100MH-3ですら、ガッツリ大物を狙う竿になっているという事です。
910H-3 JSについてはスペックが公開されないため何とも言えませんが、自100MH-3より短く、その分だけ自重が抑えられると予想します。
扱いやすさも重要ですからね。
合わせるリールとターゲットについて
以下についてもダイワ公式から抜粋。
| 品名 | 推奨リール | PE | ターゲット |
|---|---|---|---|
| 100MH-3 | #6000 | #2-4 | 10kgクラスの青物、ヒラスズキ |
| 910H-3 JS | #6000-#10000 | MAX #5 | 15kgクラスの青物 |
| 100H-3 | #10000 | #3-5 | 15kgクラスの青物 |
| 100HH-3 | #14000 | #4-6 | 15kgクラスの青物、マグロ、GT |
| 93XH-3 | #14000-18000 | #6-8 | 20kgクラスの青物、マグロ、GT |
| 83XXH-3 | #18000-#20000 | #6-10 | モンスターフィッシュ |
スペック表だけではロッドの強さがいまいち分からないかもしれません。
しかしこれを見ると、93XH-3と83XXH-3はめちゃくちゃ強いロッドである事がわかります。
地磯からの青物狙いの人は100H-3か100HH-3で十分でしょう。
リールについてはロッドのスペックを活かすためにも剛性が高いものが良いです。
まあ、ダイワ製ならセルテートSWかソルティガかの2択ですね。
海外製のリールも含めるならPENNのSLAMMER4やAUTHORITYも高剛性・高耐久でお勧め。
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オーバーゼアシリーズとの選び分けについて
21オーバーゼアグランデもかなり強いロッドですが、ややライト寄りなラインナップになっています。
23ドラッガーBTの100Hと21オーバーゼアグランデの100HHが同じぐらいのパワー設定のようです。
地磯からのプラッキングで～10kgまでの青物を狙うのであれば、21オーバーゼアグランデでも十分でしょう。
それ以上のパワーが必要ならば23ドラッガーBTとなります。
テクノロジ、スペック表を載せておきますので、参考にしてみてください。
| 23ドラッガーBT | 21オーバーゼアグランデ |
|---|---|
| ESS | ー |
| X45X | X45X |
| V-ジョイントα | V-ジョイント |
| HVFナノプラス | HVFナノプラス |
| 100MH-3~83XXH-3 | 100M～100HH 100MH-3～100HH-3 |
| メーカー希望 \69,000~\75,000 | メーカー希望 \48,000~\55,000 |
以下、オーバーゼアグランデのスペック表をダイワ公式から抜粋。
| 品名 | 全長 (m) | 仕舞 (cm) | 自重 (g) | ルアー (g) | ジグ (g) | PE |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 100M | 3.05 | 157 | 275 | 10-40 | 15-60 | 1-2 |
| 100MH | 3.05 | 157 | 300 | 15-60 | 20-80 | 1.5-3 |
| 106MH | 3.2 | 164 | 308 | 15-60 | 20-80 | 1.5-3 |
| 99H | 2.97 | 153 | 335 | 20-80 | 30-100 | 2-4 |
| 106H | 3.2 | 164 | 345 | 20-80 | 30-100 | 2-4 |
| 100HH | 3.05 | 158 | 376 | 30-100 | 40-120 | 3-5 |
| 100MH-3 | 3.05 | 109 | 300 | 15-60 | 20-80 | 1.5-3 |
| 100H-3 | 3.05 | 109 | 340 | 20-80 | 30-100 | 2-4 |
| 100HH-3 | 3.05 | 109 | 378 | 30-100 | 40-120 | 3-5 |
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まとめ
- 23ドラッガーBTは19ショアスパルタンBTから総合的（強度・利便性・使用感）に進化している！
- リールは21セルテートSW、20ソルティガ、23ソルティガがお勧め！
海外リールならPENNのSLAMMERかAUTHORITY！ - 地磯からの青物であれば21オーバーゼアグランデでも十分！それ以上なら23ドラッガーBT！
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