※画像、スペック等はダイワ公式から抜粋
ダイワ公式より、24ドラッガーSXのページが掲載されました。
グレード的にはドラッガーブレイクスルー(ドラッガーBT)の一つ下に位置します。
しかしドラッガーBTよりも万人向けの仕様で、それでいて超高スペック!
実売価格は3万円台後半~5万円程と、ドラッガーBTよりも安いです。
という事で、上位モデルであるドラッガーBTと、下位モデルであるドラッガーXとの差をチェックしましょう。
性能を重視したいけど5万円までに抑えたい…という方にドラッガーSX!
ショアジギング・プラッキング用のロッドは、下位モデル(廉価モデル)と上位モデルの間に明確な差があります。
上位モデルで優れるのはブランクスの補強技術であったり、ラインナップの幅(~XHなど)であったり、グリップの持ちやすさであったり、ガイドのトラブルレス性・防錆性であったり。
今回ピックアップするドラッガーSXはブランクスにHVFナノプラスとX45が搭載されており、粘りを重視したロッドになっています。
細かい比較は少しおいて、今回の主役であるドラッガーSX、上位モデルであるドラッガーBT、下位モデルのドラッガーXについて、それぞれ以下の人にお勧めします。
ロッド | 実売価格 | お勧めな人 |
---|---|---|
ドラッガーBT | 6万円台 | ロッドの反発力を重視し、強い負荷をかけて大物を狙う人 |
ドラッガーSX | 3万円台後半~5万円 | 青物の急な走りなどを粘りで対応したい人 |
ドラッガーX | 1万円台半ば | コスト重視でそれなりの釣りをしたい人 |
ドラッガーBTとSXはいずれもコストよりも性能を重視する方にお勧めですが、ロッドの性格は異なります。
それぞれに採用されているテクノロジーを比較してみましょう。
テクノロジー | BT | SX | X |
---|---|---|---|
ESS | ○ | ー | ー |
X45X | ○ | ー | ー |
X45 | ー | ○ | ー |
ブレーディングX | ー | ー | ○ |
V-ジョイントα | ○ | ー | ー |
V-ジョイント | ー | ○ | ー |
HVFナノプラス | ○ | ○ | ー |
ESS(エキスパートセンスシミュレーション)はドラッガーシリーズではBTだけに採用されており、理想的な反発力を持つように設計されています。
また、X45XやV-ジョイントαなど超ガチな仕様であるためか、魚に負荷をかける事ができる反面、ロッド使用者にも負荷がかかる仕様です。
一方ドラッガーSXに採用されているのはX45とHVFナノプラス、V-ジョイントです。
オフショア用のロッドではありますが、X45とHVFナノプラスが採用されたロッドを私も使用しています。
アウトレイジLJとアウトレイジSLJで、いずれも細身の割に良く粘り、見た目以上のパワーがあります。
下位モデル(ブレーディングX搭載のブラストSLJ)とは一線を画す使い心地で非常に満足しています。
では、続いてドラッガーSXのラインナップを見てみましょう。
スペックについて
以下、ダイワ公式から主要スペックを抜粋。
ラインナップはMLからXHまで。
ちなみに100MLでもジグMAX60gなので、それなりに
ロッドのグレード的に考えれば、需要があるのはHクラス以上かな。
ちなみに3ピースモデルもあるので、遠征にも適していますね。
スクロールできます引用元:ダイワ公式
アイテム 全長
(m)継数 仕舞寸法
(cm)標準自重
(g)先径/元径
(mm)ルアー重量
(g)ルアー重量
(g)(ジグ)適合ライン
PE(号)100ML 3.05 2 157 202 2.0/14.4 MAX50 MAX 60 1~2.5 100M 3.05 2 157 233 2.0/14.8 MAX60 MAX 80 1.5~3 106M 3.2 2 165 240 2.1/14.8 MAX60 MAX 80 1.5~3 98MH JS 2.95 2 152 295 2.4/14.9 MAX 80 MAX 100 MAX 4 100MH 3.05 2 157 298 2.2/16.4 MAX 80 MAX 100 2~4 95H JS 2.87 2 148 350 2.7/15.4 MAX 100 MAX 130 MAX 5 100H 3.05 2 157 358 2.4/16.9 MAX 100 MAX 130 3~5 100HH 3.05 2 158 385 2.3/17.4 MAX 120 MAX 160 4~6 98H-3 2.95 3 105 360 2.4/16.9 MAX 100 MAX 130 3~5 97HH-3 2.92 3 105 368 2.4/17.4 MAX 120 MAX 160 4~6 95XH-3 未定 3 未定 未定 未定 MAX 160 MAX 200 6~8
ドラッガーXとのスペック比較
以下、ドラッガーXの主要スペックです。
ドラッガーXは96MLから100Hまで。3ピースモデルもあります。
柔めのML、MクラスはドラッガーSXの方が軽いのにも関わらず、ドラッガーSXの方がジグMAX重量が重いです。
これはブランクス性能の違いによるものですね(当然ですがSXの方が良い)。
逆にMH以上のモデルはドラッガーSXの方が自重があります。
これはSXの方がよりタフな仕様である事がわかりますね。
※100Hで比較するとSXが358g、Xが307g
こうしてみると、ドラッガーXでもそれなりの強さを持っている事が分かります。
ただ、とにかく大物を!と考えるのであれば、よいタフなSXかBTにしたいところ。
スクロールできます引用元:ダイワ公式
品名 全長
(m)継数
(本)仕舞
(cm)自重
(g)先径
/元径
(mm)ルアー
重量
(g)ジグ
重量
(g)PE
(号)カーボン
含有率
(%)96ML 2.9 2 149 217 2.3/14.3 10~45 10~50 1~2 93 100ML 3.05 2 157 225 2.3/15.1 10~45 10~50 1~2 93 96M 2.9 2 149 255 2.3/14.3 15~60 20~70 1.5~2.5 95 100M 3.05 2 157 262 2.3/15.1 15~60 20~70 1.5~2.5 95 96MH 2.9 2 149 268 2.4/14.3 20~80 30~90 2~3 96 100MH 3.05 2 157 280 2.4/15.1 20~80 30~90 2~3 96 100H 3.05 2 157 307 2.5/15.7 30~100 40~110 3~4 95 100M-3 3.05 3 107 264 2.3/15.9 15~60 20~70 1.5~2.5 95 100MH-3 3.05 3 107 276 2.4/15.9 20~80 30~90 2~3 91 100H-3 3.05 3 107 309 2.5/16.8 30~100 40~110 3~4 93
ドラッガーBTとのスペック比較
ドラッガーBTはMH~XXHまでのラインナップで、とにかくガチな仕様!
ドラッガーSXよりもやや重く、さらにタフな仕様である事が分かります。
さらにテクノロジでESSやX45Xがあるので、ロッドが持つ反発力は途轍もないものがあります。
これだけガチな仕様だと、ソルティガを合わせて強引に釣るのが良いでしょう。
ちなみに全て3ピースモデルなので、離島などの遠征に重きを置いた仕様です。
スクロールできます引用元:ダイワ公式
品名 全長
(m)先径/元径
(mm)継数 仕舞
(cm)自重
(g)ルアー
(g)ジグ
(g)PE 100MH-3 3.05 2.4/16.4 3 109 365 20~80 30~100 2~4 910H-3 JS 3.00 2.8/16.9 3 109 372 – 40~130 MAX5 100H-3 3.05 2.8/16.9 3 109 375 30~100 40~130 3~5 100HH-3 3.05 2.6/17.4 3 109 400 50~120 60~160 4~6 93XH-3 2.82 2.6/18.1 3 101 408 60~160 80~200 6~8 83XXH-3 2.51 2.8/18.7 3 95 415 70~210 – 6~10
ドラッガーSXに合わせるリールは?セルテートSWをお勧め!
ドラッガーSXは粘りがある仕様なので、ドラッガーBTのようにガツガツ強引に寄せるよりも、ロッドに働いてもらうのが良いです。
それを考えるとソルティガに拘る必要は無いかと。
ただ、やっぱりカルディアSWだとちょっともったいないかな~という気がしますし、そうなるとセルテートSWかと。
シマノであればツインパSW以上かな。
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