シマノ公式に、24オシアジガーSLJのページが掲載されました。
これまではオシアジガーLJの一部がSLJ用としてラインナップされていました。
しかしSLJという言葉の普及に伴ってか、ついに単独モデルとして登場します。
スピニング3モデル、ベイト2モデルの合計5つのラインナップとなっており、この内3モデルがフルソリッド仕様です。
フルソリッド特有のダルさを改善するための技術特性が採用されており、チューブラーのようなシャープさがあるとの事。
フルソリッドに興味があるけれど、デメリットがあるから敬遠していた…という方は本記事をチェックしましょう。
このロッドの旧モデルは?18オシアジガーLJの一部モデルのみ。
冒頭でも少し触れていますが、18オシアジガーLJのB65-0/FSとS65-0/FSが旧モデルとなります。
旧モデルではあくまでLJロッドの一部という位置付けだったので、ラインナップは少ないですね。
24オシアジガーSLJの性能は?旧モデルから文句なしの性能。比較もするよ!
技術特性・仕様について
採用されている技術特性は以下のとおり。
いずれもチューブラーモデルはハイパワーX、フルソリッドモデルがハイパワーXフルソリッドです。
項目(技術特性・仕様) | 24オシアジガーSLJ | 18オシアジガーLJ |
---|---|---|
スパイラルXコア | ○ | ○ |
Xガイド | ○ | ー |
カーボンモノコックグリップ | ○ | ー |
ハイパワーX/ ハイパワーXフルソリッド | ○ | ○ |
タフテック∞ | ○ | ○ |
CI4+ | ○ | ○ |
ナノピッチ | ○ | ○ |
継数 | 2 | 1 |
また、技術特性やスペック表には書かれていないものの、ブランクスの性能がとても向上しているようです。
特にフルソリッドモデルが顕著で、フルソリッド仕様の一般的な弱点(アクション時のダルさ)が無いとの事。
技術特性だけ見ても、Xガイドによるトラブルレス性の向上、カーボンモノコックグリップ搭載による感度の向上が見込めます。
また、1ピースロッドから2ピースロッドになり、運搬も楽になりますね。
2ピースと言えどもグリップジョイントなので強度の不安は無いです。
これまでフルソリッドのロッドは敬遠してたんですが、初めて「これは欲しい…!」と思えるものが出たと思います。
24セルテートと24ツインパワーを買うので、それに合うSLJロッドが欲しい所。
スペック
以下、シマノ公式から主要スペックのみ抜粋。
継数は全て2、グリップジョイント式。
スクロールできます出典:シマノ公式
品番 全長
(m)仕舞寸法
(cm)先径
(mm)ジグウェイト
(g)適合ラインPE
(号)最大ドラグ(kg) リールシート
タイプB62-0/FS 1.88 142.3 1.7 30-100 MAX 1.2 2.5 DOWNLOCK B63-0 1.91 145.8 1.8 30-100 MAX 1.2 2.5 DOWNLOCK S63-0 1.91 148.5 1.6 20-100 MAX 1.2 2.5 UPLOCK S64-0/FS 1.93 149.9 1.5 20-100 MAX 1.2 2.5 UPLOCK S64-00/FS 1.93 150.2 1.4 10-80 MAX 1 2 UPLOCK
自重は掲載されていないですね。
まあSLJ用のロッドなので、そこまでシビアに軽さを求めなくて良いと思います。
特にフルソリッドモデルなんかは、チューブラーと比べると重くなりますからね。
合わせるリールは?
スピニング
水深次第で番手、ギア比を決めると良いです。
基本的には4000番のHGが使いやすいかと思います。
PGだと巻取長が短いのが欠点で、XGは水深50m~になると巻き重りがキツいです。
この辺については個人の腕力で違ってきます。
リールのグレードに関しては予算次第で決めると良いです。
とは言え、ボディ剛性は必要なので、できる限りストラディック以上を選ぶようにしましょう。
ツインパワー以上にするか否かはドラグ性能を重視するか否かで決めると良いです。
ただ、オフショアは根ズレの可能性がショアと比べて低いので、SLJ用であればドラグ性能はそこまで重視しなくて良いです。
ベイト
リール自重でいけば、150、151番ぐらいの重さがベストマッチ。
ベイトリールはスピニングリールと比べて巻き重りしにくいので、ギア比はXG一択!
いずれも満たすのはグラップラーシリーズです。
ちなみに私はオシアコンクエストの301XGと、ダイワ ティエラA IC150HLを使っています。
オシアコンクエストの301XGでもSLJは可能ですが、ぶっちゃけあまりバランスは良くないです。
オシコンを選ぶなら200番台にしておきましょう。
あとダイワのティエラA ICはカウンタ付リールですが、SLJにカウンタは要らない気がします。
カウンタを活かせるのは、魚探を常に確認でき、かつ水深50m以深の環境でしょう。
あとはイカメタルと兼用するとかね(私はこのパターン)。
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