19コルトスナイパーSS S96Hはガチショアジギングに使える?使った感想について。

24コルトスナイパーSSの記事はこちら

19年に発売されたロッドのなので今更感ありますが、感想を。

結論から書きますと、ショアジギメインの方なら十分使えるロッドだと思います。
80gのメタルジグでもフルキャストできますし、ロッド全体(バット~ティップまで)がかなりガッシリしています。
ただし、ティップまでガッシリしている分、プラグの使用にはあまり向いていません。
晩秋~初春の大型青物が狙える時期にショアジギングをする方にお勧めのロッドです。
初心者でも手が出しやすい価格設定なので、上級者よりも初心者~中級者に向いています。

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目次

使用した事のあるエリアについて

基本的には堤防向けのロッドです。
ただし地磯・沖磯だったとしても、水深さえあれば問題ないです。

堤防

まずは堤防です。
結論から書くと、このロッドが最も活躍するのは堤防です。
まあショアジギモデルなので当然っちゃあ当然なんですけども。

スペックに関して書くと、9フィート6インチというレングス設定ですので、やはりメタルジグの使用に向いています。
堤防は足元からある程度の深さがあるため、やはりショアジギングをする上ではベストマッチの場所と言えるでしょう。
沖磯ならなお良し。

堤防という場所がショアジギに向いているとしても、ジグの自重により使いやすい・使いにくいが分かれます。
私がLSJ~ショアジギングで使うのは40g~80gですが、40gのジグは使いにくかったです。
使えない事は無いんですが、ロッドの硬さに対してジグが軽すぎました。
手ごたえが無いと言うでしょうか…。
60gからは割と普通に使えています。
また、80gでも問題なくフルキャストできるため、水深があり潮が早い場所でも釣りが成立します。
パワーに関しては十二分にあるように感じます。

晩秋~初春の堤防(特に沖堤防)でのショアジギングでは、低価格帯ながらも十分すぎる性能を持っています。
ショアジギガチ勢にはお勧めのロッドです!

地磯

地磯に関して書くと、中~大型ヒラマサを狙うには良い場所です。
ただしメタルジグの使用に関しては、地磯は致命的に向いていません
地磯は遠浅な場所が多く、根がかりが頻発します。
極力根がかりしないように気を付けていても普通に根がかります^^;

やはり、地磯はプラグ系のルアーが向いています。
プラグ系のルアーに不向きなコルスナSS96Hは、地磯には向いていません。
コルトスナイパーSSで地磯メインにしたい方は、素直にジグを諦め、S106Hを選ぶと良いです。

テトラ

テトラも地磯に近いことが言えます。
やはり遠浅な環境だったりするので、メタルジグに不向きな場合が多いです。
また、大型魚を狙うロッドですので、いざ釣れた際にテトラだとめちゃくちゃ大変です!
タモに入れるのがもちろん、釣り上げた後も大変です。

サーフ

サーフもあまり向いていません。
地磯・テトラ同様、遠浅な場合がほとんどです。
サーフはロッドの強さよりも感度が求められる場合が多く、S96Hのロッド自重は枷になります。
サーフメインの方は感度重視のロッドがお勧めです。
10フィート台でML~M程度のロッドが使いやすいでしょう。

サーフではこのロッドは向いていません^^;

合わせたリールについて

21ツインパワーSW 4000XG

自重350gのこのリール。
正直、使うまでは「先重りひどいんだろうな」と思ってました。
しかし実際に使ってみたところ、意外にも先重りが気になりませんでした。
割と普通に使えています。

ギア比に関しても、ショアであればXGは大活躍。
オフショア程巻き重りが気になる場面が無いので、快適に使えています。
21ツインパSWの4000番は汎用の同番手とはボディサイズが異なり、5000・6000番と同等のボディサイズです。
ローターサイズの違いにより重量差があるようです。
そのせいもあってか、このロッドに関してはそれなりにマッチしていたと思います。

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20ステラSW6000PG

オフショアで大活躍しているこのリール。
ギア比こそショア向きではないものの、タックルバランス的にはコルスナSSのS96Hにピッタリでした。
とは言え21ツインパSW4000XGが思いのほかマッチしていたので、このリールを合わせる機会は少ないです。
ギア比がPGなもので、、、ショアからだとやはりHG以上が使いやすいです。
PGはオフショア向きです。

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16BG5000H

このリールだけ上二つと比べて低価格帯なんですが、、、
どちらかというとキャスティング向けの仕様であるため、ジグの使用には不向き。
BG自体そこまでBB数が多くなく、巻き心地が良いリールではありません。
そのせいもあってか、ジャーク時の巻き重りが非常につらかったです。

このリールはショアプラッキングなど、トップを狙う際に合わせると良いでしょう。
さらに言うならばコルスナSSの106Hが良いですね。

ただまあ、このリール自体おそらく近々モデルチェンジするはずなので、今買うのはお勧めしません。
海外ではモノコック仕様であるBGMQが販売されていますからね。

まとめ

  • 19コルトスナイパーSS S96Hは堤防でのショアジギングに最もおすすめ!
  • プラッキングには非推奨。
  • 使うリールは5000番・6000番あたりがおすすめ。
  • 4000番でも使えないことは無い。

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