アウトレイジSLJは初心者から上級者までお勧め?ソルティガ譲りのハイパフォーマンスロッド!

アウトレイジsljのインプレ含む記事はこちらを参照。

キャタリナBJの後継と思われる23アウトレイジSLJについての記事です。
ソルティガの設計思想を引き継ぎつつも、ネットショップであれば実質3万円未満(タイミング次第!)。
本格的な釣りをするにはお手頃なSLJロッドなので、初心者から上級者まで幅広くお勧めできます。

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目次

SLJ用のロッドってどんなロッド?

このロッドの購入を検討している人は、ある程度釣りに慣れた方が多いtと思います。
しかし中には初心者の方もいると思うので、念のため、SLJ用のロッドについてさらっと触れておきます。

そもそもSLJって?

SuperLightJigging(スーパーライトジギング)の略称で、LJ(ライトジギング)よりもさらにライトなジギングです。
ジギング、LJ、SLJは主に扱うジグの重量で分類されます。
ただし明確な区切りはありませんので、目安として理解いただければ。

スクロールできます
項目ジグ重量ターゲット
ジギング100g ~青物
LJ60g ~ 150g↑+タチウオ、根魚
SLJ~80g↑+マダイ、イサキ等

ターゲットについて

ジギング、LJでは青物を狙う事がほとんどです。
以前は「LJは他魚種を狙う釣り方!」というイメージがあったかもしれませんが、その役割はどんどんSLJに寄ってきているように思います。
というよりもLJとSLJに分離されたイメージかな。

シルエットが小さいメタルジグを使うため、大きなメタルジグでは釣れないマダイやイサキなんかも狙えます。
根魚については年間を通して釣れるでしょう。

とは言え、実際にSLJをしていてかかる比率が高いのはやっぱり青物。次に根魚かな。

SLJロッドに求められるモノとは?

上記のとおりマダイなども釣れるため、ある程度の繊細さ、感度の良さが必要です。
しかし、中型青物がかかっても耐えることができるバットパワーと粘りも必要。

柔いのか硬いのか、どんな竿を選べばいいねんって話ですね。
最近は「SLJ」という言葉が広く認知されているため、商品名や説明文に「SLJ」と書かれている事が多いです。

今回登場するアウトレイジSLJも、しっかりとその名前に「SLJ」が入っていますね!

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テクノロジ・スペックについて

前モデルであるキャタリナBJと同じく、ソルティガSLJ譲りの豪華仕様です。
違う部分を太字にしています。

スクロールできます
23アウトレイジSLJ21ソルティガSLJ
メタルトップスーパーメタルトップ
メガトップ
※フルソリッドモデルのみ
メガトップ
※フルソリッドモデルのみ
X45X45
HVFナノプラスHVFナノプラス
エアセンサーシート
※スピニングモデルのみ
エアセンサーシート
※スピニングモデルのみ
2ピースバットジョイント1ピース
\39,600~\51,000~

ティップ部分と継数が違い、当然ですが値段も少し違います。
ネットショップであれば、実質的な価格はアウトレイジSLJが3万円未満、ソルティガSLJが4万円未満といった感じ。

ぶっちゃけると実釣性能はアウトレイジSLJで十分なので、最高級品を使いたいか否かの差かな…と思います。

前モデル?と思われるキャタリナBJのSLJモデルとの差は?

結論を簡潔に書きます。

  • 23アウトレイジは21ソルティガSLJと搭載技術がほぼ同じで、設計思想を受け継いでいる
  • 18キャタリナBJ(SLJモデル)は21ソルティガSLJと搭載技術がほぼ同じだが、設計思想は受け継いでいない

まあ、登場した時期を見れば明確ですよね。

キャタリナBJが登場したばかりの頃は、LJ用の番手のみラインナップされていたように記憶しています。
ブラストSLJが出た後にキャタリナBJのSLJモデルが登場した…はず。
さらに言うならば、21ソルティガSLJは出ていない時期です。

で、ロッドに搭載される技術面に関して言うと、メタルトップやHVFナノプラスなど、ほぼ同じです。
前作のキャタリナBJも「ソルティガを継ぐ」的な紹介文があった気がします。

じゃあ何が違うんや!!って話なんですが、要はキャタリナBJのSLJモデル自体は、ソルティガSLJの設計を継いだ訳ではないだろうという事。
搭載された技術が同じなだけで、調子などが似せられた訳ではないという事です。

その点に関して、23アウトレイジSLJはしっかりと「SALTIGA SLJの血統を引き継いだ調子を実現」だとか、「ソルティガSLJの設計手法を引き継ぎ、キャスト、ジャーク、ファイトで求められる性能を融合」といった文言が書かれています。

まあキャタリナBJも良いロッドなので、旧モデルを悪く書くつもりは無いですけどね!
ただ、さらに良いロッドになったというだけの話です。

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スペック

以下、ダイワ公式から抜粋。継数は全て2本です。
MTと付くのがメタルトップ仕様で、TGと付くのがフルソリッド仕様です。
ちなみにTGはThrillGame(スリルゲーム)の略で、良く曲がってスリルがある事が名前の由来っぽい。

一つ下位のブラストSLJと比べると、全番手でおおよそ10gぐらい差があります。
アウトレイジの方が軽くて使いやすいです。

それを可能にしたのがX45であり、HVFナノプラスなんでしょう。

スクロールできます
品名全長
(m)
仕舞
(cm)
自重
(g)
ジグ
(g)
PE
60LS-MT1.831429010-600.4-0.8
64MLS-MT1.931499415-800.4-1.0
66MS-MT1.981549720-1000.4-1.0
62MS TG1.8814410620-1000.4-1.0
63MB-MT1.9114911120-1000.4-1.0

合わせるリールは?

ダイワ番手ならばLT3000~LT4000、LT5000-Cといったところ。
6000でも使えなくはないですが、ロッドに対してリールのパワーがありすぎて、持て余し感があります。
2023年1月31日時点では、価格を気にしないのならば23エアリティが最もお勧めです。
とにかく安く抑えたいなら23BGSWですかね。

23エアリティ含め、選択肢をいくつか載せます。

23エアリティ

今最も旬なリールを挙げるならば23エアリティですね。
フルマグネシウムのモノコックボディで軽さと剛性の両立
マダイを狙う際の手感度向上に持ってこいだと思います。

エアドライブデザインによる巻きの軽さも注目したいところ。
実売価格5万~とやや高いですが、性能は申し分ないでしょう。

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19セルテートLT

24年ぐらいにモデルチェンジしてしまいそうな気がしますが、この手の釣りでは鉄板と言えるリールでしょう。
フルアルミのモノコックボディなので、剛性は23エアリティよりも上です。
「リールはシマノ派!」という人も唸らせたのがこのリールで、未だめちゃくちゃ人気のあるリールです。
実売価格は4万円程度。

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22カルディアSW

リールに4万も出せんわ!!って人にはこのリール。
フルアルミのモノコックボディで剛性は十分!!
実売価格は2万円ぐらい
安い分、ギアの材質や防水性は上位機種より劣ります

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23BG SW

リールは1万円台で抑えたい…って方にはこのリールです。
前モデルである16BGでも普通に使えましたが、ねじ込みハンドル化、ラウンドノブ標準付属で使い心地が向上しました。
モノコックボディでこそないものの、SLJをする上では十分な剛性を誇ります。

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20ツインパワー

ダイワじゃなくシマノですが、コストパフォーマンスに優れるハイスペックリールと評判です。
アルミとCI4+のハイブリッドボディですが、アルミローターが搭載されており、名前のとおりパワーがあるリールに仕上がっています。
それでいてリール自重自体は19セルテートLTと同水準で、そこそこの軽さを誇ります。
実売価格は4万円程度。

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まとめ

リールの紹介が長くなりましたが、まとめます。

  • アウトレイジSLJはソルティガSLJ譲りの設計と技術を搭載!
  • ソルティガSLJとの価格差は1万円程度、実用性はアウトレイジSLJで十分!
  • 62MS TGのみフルソリッドのスリルゲーム仕様!他はメタルトップ仕様!
  • リールはLT3000~LT4000、LT5000-Cがお勧め!

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