3代目クロステージ 考察

目次

ソルパラより上位!それでも安い!

 ソルパラは大体一万円前後で買えるロッドで、クロステージは一万円台前半~半ばぐらいの値段で売られていることが多いです。
 クロステージもソルパラ同様(というかメジャクラの製品はほとんど)、用途別にモデルが分かれています。
 私はショアジギが好きなので、ショアジギモデルについて書かせていただきます。

クロスフォース搭載!

 他メーカーでも1万円台半ばになると、何らかのブランクス補強を売りにしています。クロステージも例にもれず「クロスフォース」なる補強処理を売りにしています。3層のカーボンの上の、クロス上のダブルテーピング処理が施されています。ネジレに強く、ソルパラよりも強いロッドと言えるでしょう。

このロッドの特徴

 数ある一万円台のショアジギロッドで、クロステージの特色と言えるのは、スーパーライトショアジギングモデルがある事でしょう。10g~20gの小さいジグを使う釣りで、青物だけではなく根魚やイサキ等、様々な魚がターゲットとなります。

他メーカーのスーパーライトショアジギングロッドについて

 ダイワではスーパーライトショアジギング専用ロッドとしてジグキャスターLIGHT MX、ジグキャスターライトがあります。ジグキャスターLIGHT MXについては所持しておりまして、夏の青物数釣りで大活躍してくれました。ただし、現在、ジグキャスターLIGHT MXは廃版になっている?(DAIWA公式HPに載っていません)
 そうなるとダイワのスーパーライトショアジギング用ロッドはジグキャスターライトのみになります。ジグキャスターライトは、クロステージにおける「クロスフォース」のような処理はされていないようです。値段はクロステージと同等なので、メーカーに拘りがなければクロステージを選んだほうが良いかもしれません。

スーパーライトショアジギングモデルのスペック表

スクロールできます
品番全長
(ft)
継数
(pcs)
ルアー
(g)
PE
(号)
CRX-902SSJ9’0″25-300.4-1.2
CRX-942SSJ9’4″215-400.6-1.5

 ルアーの対応重量で見れば、まさしく「スーパーライトショアジギングモデル」と言えるのはCRX-902SSJです。CRX-942SSJは15g~40g対応であるため「ライトショアジギングモデル」に近い仕様と言えます。
 小さいジグで色んな魚種を狙いたい!という方にはCRX-902SSJをお勧めします。30g前後をメインに使う方にはCRX-942SSJが向いていると思います。
 ジグの重量、大きさの選定については、その釣り場のベイトのサイズを基に考えるというのも一つの物差しになります。私はスーパーライトショアジギングをするときには15gのジグを多用していました。15g程度のジグですと、タングステンじゃなくてもかなり小さなものになります。30gのジグと15gのジグでは、後者の方が圧倒的に食いは良いです。

↓CRX-902SSJ

↓CRX-942SSJ

ライトショアジギングモデルのスペック表

スクロールできます
品番全長
(ft)
継数
(pcs)
ルアー
(g)
PE
(号)
CRX-902LSJ9’0″240
(30-50)
1.0-2.5
CRX-962LSJ9’6″240
(30-50)
1.0-2.5
CRX-1002LSJ10’0″240
(30-50)
1.0-2.5

 ライトショアジギングで最も使われるジグの重量は40gでしょう。40gのジグにジャストフィットするのがこの3つのロッドです。操作性を重視するならCRX-902LSJ、遠投性を重視するならCRX-1002LSJです。バランスをとるならCRX-962LSJですね。選ぶ基準としては、遠浅で遠投する必要があるのか、長時間釣りをすることが多く疲れにくい方が良いのか、などがあると思います。
 あとは合わせるリールの重量も考慮したいところ。シマノではおそらく4000、C5000あたりのリールがフィットすると思われますが、CRX-1002LSJではロッドが先重りする可能性があります。先重りすると、ジグを長時間しゃくるのがきつくなります。そのため、しゃくるのがメインであればCRX-902LSJもしくはCRX-962LSJが良いでしょう。ミノー等を使って巻きの釣りをするのであれば、CRX-1002LSJのレングスが活きてくると思います。

↓CRX-902LSJ

↓CRX-962LSJ

↓CRX-1002LSJ

ショアジギングモデル

スクロールできます
品番全長
(ft)
継数
(pcs)
ルアー
(g)
PE
(号)
CRX-962MH9’6″260
(40-80)
1.0-3.0
CRX-1002MH10’0″260
(40-80)
1.0-3.0
CRX-1062MH10’6″260
(40-80)
1.0-3.0
CRX-962H9’6″280
(60-100)
1.5-3.5
CRX-1002H10’0″280
(60-100)
1.5-3.5

 ショアジギモデルとなると、青物の中型以上がターゲットになります。晩秋以降にショアジギをする方に向いたモデルと言えるでしょう。また、潮が速く重いジグじゃないと底が取れない…等の理由がある場合に選ぶのも一つの手だと思います。ロックショア等で無理やり根から引きはがす必要がある場合は、CRX-962HやCRX-1002Hが必要最低限のスペックであると考えていいでしょう。ロックショアの場合、メジャクラであればクロスライド5gのXR5-1002HHあたりが無難です(まだ発売されていない?)。ダイワであればオーバーゼアグランデ、シマノであればコルトスナイパーXRコルトスナイパーエクスチューンですね。安く抑えたいならメジャクラのロッドがお勧め!

↓CRX-962MH

↓CRX-1002MH

↓CRX-1062MH

↓CRX-962H

↓CRX-1002H

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