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キャタリナBJのSLJモデルはブラストSLJとソルティガSLJの間に位置するグレードのモデルです。
ヴァデルSLJ、ブラストSLJはコストパフォーマンス重視の仕様になっておりましたが、キャタリナBJからはパフォーマンス重視の仕様になってきます。
3万円前後とそれなりの値段ですが、どのような人にこのロッドが向いているかを考察していきます。
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ティップの折れにくさを重視する方、巻きの釣りメインの方にお勧め!
SLJをする点に限って言えば、ブラストSLJで十分です。
ただしSLJロッドは穂先が繊細であるため、メタルトップ仕様によるティップの折れにくさを良しとする考えもあります。
折れにくいですが、よく曲がってくれるため、タイラバのような食いの良さが重要な釣りで効果を発揮します。
ソルティガSLJに近いロッド特性!!
キャタリナBJ(SLJモデル)のロッド特性はソルティガSLJのスーパーメタルトップ(SMT)に近いです。
- メタルトップ(ソルティガSLJはSMT)
- HVFナノプラス
- X45
- V-ジョイント(ソルティガSLJは1ピースロッドであるため無い)
メタルトップとスーパーメタルトップ(SMT)はどちらも超弾性チタン合金を使ったものです。
SMTはメタルトップにカーボンを巻き付け、そこから成型したものです。
いずれにしてもよく曲がり、乗せやすい。
あくまでSLJ用のロッドなのでメタルトップで十分っちゃあ十分なんですが…
フラッグシップが良い人は何も考えずにソルティガSLJを選んでOK!w
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大きく違うのはソルティガSLJは1ピースロッドで、キャタリナBJは2ピースロッドであるという事。
強度が重要な釣りであればワンピースロッドの強さは魅力です。
しかしSLJロッドに、そこまでの強さは必要ありません。
実際、同じく2ピース、センターカットのロッドであるブラストSLJで何も問題無いですからね。
しかもキャタリナAPはV-ジョイントが採用されているため、2ピースと言えどロッドがキレイに曲がってくれます。
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2ピースロッド(センターカット)のメリット
これまでも申してきましたが、2ピースロッドのセンターカットモデルは可搬性が非常に優れます。
それが何に活きるかというと、おおよそこんな感じ↓。
- 遠征時に運ぶのが楽
- 車の後部座席に収まる
- 不要になればフリマサイト等で売りやすい
ロッドがコンパクトと言うのは大きなメリットになります。
最近、多ピースロッドの人気が高まっているのも、コンパクトなロッドの良さが釣り人の間に浸透してきたからだと思います。
ベイトモデルかスピニングモデルはどうやって選ぶ?
最後に、スピニングモデルかベイトモデルか、どちらを選ぶべきかについて述べます。
水深深め(50m~)、重めのジグ(60g~)を使うならベイトモデルが良し!
ベイトリールの利点は巻上の軽さです。
巻き重りしがちな使用条件(水深やジグ重量次第)では、スピニングよりもベイトリールの方が格段に楽です。
スピニングでもパワーギアであれば多少巻きは軽くなりますが、スピニングでは限界があります!!!
深めのところではベイトモデルが無難と言えるでしょう。
水面狙い、キャスト多めならスピニングモデルが便利
スピニングモデルの良さは汎用性の高さです。
キャストしやすいのは大きなメリットになります。
ただし巻き重りの事を考え、ギア比はHGまでに留めておくのが吉。
水深30m未満であればXGでも大丈夫ですが、ジグが重くなるとちょっとキツイ。
浅瀬中心か、マイボートで周りを気にする必要が無い人は、スピニングモデルがお勧め!!!
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