ショアジギに本気なメジャークラフトから「クロスライド 5G」なるショアジギロッドが発売されました。
以前販売されていたクロスライド(X-RIDE)は様々な釣法のモデルがラインナップされていましたが、今回のクロスライド(CROS RIDE)はショアジギモデル専用のロッドとして登場します。後継ではないようです。
5Gが付くロッドは他にも鯵道(アジングモデル)、EGIZAUST(エギングモデル)、GIANT KILLING 5G(ジギングモデル)があります。
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23年8月感想追記!
このロッドのアピールポイント!
以下2つの特性により軽くて強度のあるモデルになっているとの事です。
- 高性能素材 東レT1100Gカーボン使用
- 新製法「R360構造」採用
東レT1100Gカーボンは他メーカーのハイグレードなロッドにも使われている素材で、クロスライドの価格帯(2万円台)での採用は破格と言えるのではないでしょうか。
東レT1100Gで何がそんなに変わるのか?という事ですが、一言で言うなら「ロッドの感度と曲がりの両立」でしょうか。
通常、硬いカーボン素材だと感度は良くなりますが、あまり曲がらなくなります。
逆もまた然りです。その問題を解決した素材という事ですね。
R360構造はメーカーHPを参照頂けたらと思います。
ラインナップについて
技術特性は上記のとおり、価格の割に優れていそうです。
ラインナップ一覧を載せます。
重さについては公式ページではなく、ショッピングサイトを参考にしています。
品番 | 全長 | 継数 | ルアー | ライン | アクション | 重さ(g) | 価格(税込) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
XR5-942ML/LSJ | 9’4″ | 2 | 15-40 | 0.6-1.5 | RF | 127 | ¥25,300 |
XR5-962M/LSJ | 9’6″ | 2 | 15-50 | 0.8-2.0 | RF | 151 | ¥25,850 |
XR5-1002M/LSJ | 10’0″ | 2 | 15-50 | 0.8-2.0 | RF | 155 | ¥26,400 |
XR5-962M | 9’6″ | 2 | 20-60 | 1.0-2.5 | RF | 200 | ¥28,600 |
XR5-1002M | 10’0″ | 2 | 20-60 | 1.0-2.5 | RF | 206 | ¥29,150 |
XR5-962MH | 9’6″ | 2 | 60±20 | 1.0-3.0 | RF | 204 | ¥29,150 |
XR5-1002MH | 10’0″ | 2 | 60±20 | 1.0-3.0 | RF | 214 | ¥29,700 |
XR5-1002H | 10’0″ | 2 | 80±20 | 1.5-3.5 | RF | 224 | ¥30,800 |
XR5-1002HH | 10’0″ | 2 | 100±20 | 1.5-4.0 | RF | 260 | ¥33,000 |
全体的に軽い。ダイワ・シマノの同クラスロッドと比較すると圧倒的に軽いです。
おそらくこれが「高性能素材 東レT1100Gカーボン使用」と「新製法『R360構造』採用」の恩恵なのでしょう。
まあメーカーが違うので、同じ硬さ表記でも同列に語るのはおかしいんですけどね。
私が買うならこのロッド!
スーパーライトショアジギング用
スーパーライトショアジギング用ならXR5-942ML/LSJを買います。127gと非常に軽いです。
エギングロッドでもあり得そうな重量です。合わせるリールは2500番~3000番ですね。
ライトショアジギング用
普通のライトショアジギングであればXR5-962MHを購入します。
軽い方が扱いやすいのは間違いないんですが、204gでも十分すぎるほど軽いです。
ダイワやシマノのMHだとおおよそ240g~250gぐらいじゃないでしょうか。
合わせるリールは4000~6000あたりになると思います。
XR5-962Mが200gなので、ほとんど差が無いような…?実際のところどうなのか気になるところですね。
ショアジギング・プラッキング用
磯場でのプラッキングであれば、XR5-1002HHを買います。
フィールドにもよりますが、堤防よりも根ズレするリスクが高いため、より強引に寄せられるロッドが良いです。
よって硬さは最低でもH以上がいいですね。というかHとHHで36gも自重に差があるので、私なら迷わずHH選びます。
長さ10フィートでロッド自重260gなら、プラッキングだけではなくショアジギングも可能です。
合わせるリールは8000番~10000番あたりですね。
クロスライド5Gの他モデルが気になる方は以下リンクから探してみてください。
検索結果一覧にパーツのみ(穂先部分だけ等)の販売ページが載る事がありますので、間違えて買わないように!
※定価の半額程のものは、商品ページをよく確認したほうが良いです。
使用感について
↓の条件で使ってます。
購入したもの:XR5-962M
目的:LSJ
リール①21ツインパワーSW4000XG(PE1.5号)
リール②20ステラSW6000PG(PE2.0号)
ジグ重量:40g~60g
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キャスト時の感想
このロッドで40gのジグを投げた時、瞬時に思ったのが、
「シャープな見た目に反してゴツイな!」
という事です。
硬さMのロッドなので40gぐらいのジグが一番投げやすいだろうと思っていましたが、ロッドのしなり的にかなり余裕を感じました。
その後に50g、60gを投げましたが、やはりまだ余裕を感じる。
それ以上重いジグは疲れるので投げてませんが、この程度の重さのジグであれば問題なくフルキャストできます。
魚をかけた時のファイトについて
40cm~50cmぐらいの小型青物、カツオ系などしかかけていませんが、このぐらいの魚であれば割と一方的に寄せてこれます。
キャスト時に感じたとおり、見た目に反してゴツイので、ぶっちゃけこのサイズ(40cm~50cm)を狙うならオーバースペックです。
メータークラスのヒラマサやカンパチだと厳しいかもしれませんが、50cm~70cmぐらいの中型青物ならば程良い感じでファイトできるんじゃないでしょうか。
ライトショアジギングロッドではなく、ショアジギングロッドに位置するロッドだと思います。
タックルバランスについて
合わせたリールは上に書いたとおり21ツインパワーSW4000XGと20ステラSW6000PGで、バランスは良いです。
どちらが使いやすかったかで言うならば、21ツインパワーSW4000XGですね。
これはリール自重ではなく、ギア比の問題です。
やっぱりショアジギングならば、HGかXGが良いと思います。
※ちなみに汎用リールの4000番は小さいのでお勧めしません。
もしまたクロスライド5Gを買うならばどれを買うか?
ぶっちゃけLSJ用途にするにはXR5-962Mは強かったです。
そのため、やはりLSJならばXR5-962M/LSJが良かったんだと思います。
逆にガチ目なプラッキングをするのであれば、XR5-1002HもしくはXR5-1002HHですね。
もちろんその場合はリールも違うモノにしますね。
XR5-962M/LSJであれば汎用リールの4000番がベストマッチでしょうし、XR5-1002H以上ならSWリールの8000番以上ですね。
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