tailwalkのジグフォースSSDは2020年に登場したジギング用のロッドです。
登場次点ではスピニング・ベイトそれぞれ3モデルずつ、ベーシックな仕様のモデルのみでした。
そこからタチパターンに特化したモデルや、電動ジギング、ブレードジギングモデルなど多様なモデルが追加されています。
2024年4月、そんなジグフォースSSDにブレードジギングモデルが2モデル追加されます(S650-LJ、S652-LJ)。
ジグフォースSSDはどんなロッド?
2万円前後の価格帯でありながらも、扱いやすさに優れているロッドです。
扱いやすさは具体的に何かというと以下2点。
- 軽い
- グリップが長い
ロッドの自重については、電動ジギングモデル以外は総じて200g未満と、扱いやすくなっています。
とくにブレードジギングモデルは119g~130gと非常に軽量!
グリップ長については冒頭の動画で説明されているように、どてら流しの場合でもしゃくり易い設計になっています。
スペック表
以下、tailwalk公式から主要スペックを抜粋。
モデル名に「S」が付くのがスピニング、「C」が付くのがベイトモデルです。
「-LJ」はブレードジギングモデル。
スクロールできますtailwalk公式
MODEL LENGTH
(ft.in)PIECE CLOSED
LENGTH(cm)ROD
WEIGHT(g)LURE
WEIGHT(g)Drag
(kg)S650-LJ 6’5″ 2(B) 149 119 max 80 max 1.5 S651-LJ 6’5″ 1 198 130 max 100 max 2 S652-LJ 6’5″ 2(B) 149 128 max 150 max 2.5 S602 6’0″ 2(B) 120 175 max 130 max 4 S603 6’0″ 2(B) 120 180 max 170 max 5 S633
SETUCHI EDJITION6’3″ 2(B) 133 167 max 240 max 5 S604 6’0″ 2(B) 120 190 max 210 max 6 C602 6’0″ 2(B) 120 180 max 150 max 4 C603 6’0″ 2(B) 120 190 max 200 max 5 C603/FSL
SETUCHI EDJITION6’0″ 2(B) 127 182 max 240 max 8 C604 6’0″ 2(B) 120 195 max 240 max 6 C634 SPEC-E 6’3″ 2(B) 127 210 max 300 max 6
合わせるリールは?
ブレードジギングモデル(S650-LJ~S652-LJ)
tailwalkのロッドなので同メーカーのリールを紹介したいところ。
が、ダイワ・シマノの番手でいきます!
ブレードジギングモデルには4000~C5000を合わせたいところ。
ただ、オフショア用のロッドはショア用のそれと比べ、多少リールを重くしてもバランスは崩れにくいです。
なのでSW5000、6000番もアリ。まあ、最近のSW5000、6000番は結構軽いの多いんですけどね。
早巻きが重要な釣りなので、ギア比はXG。
ライトジギングモデル(S602、C602)
まずはスピニングモデルかベイトモデルかという点。
私的には、水深80mや90mに達するところならベイトモデルにした方が良いのではないかと思っています。
水深80m、90mあたりのエリアでスピニングリールを使うと痛感するのですが、巻き重りがとにかくキツイ!
筆者はステラSW6000PGをよく使っていますが、パワーギアと言えども深い所はキツイです。
パワーギアだと巻取り長が短いというデメリットもありますからね。
その点、ベイトリールだと深い所でも巻き重りは少ないです。
ベイトリールのお勧めは何と言っても22オシアコンクエストの300/301XG!
私自身使っていますが、水深70mや80m程度ではほとんど巻き重りを感じないです。
その上、最大巻取り長が101cmもあり、ルアーの回収速度も◎
S602はSW5000、6000が良いでしょう。
ギア比は水深に応じて選び分けるのが吉。
水深50mや60m程度であればXGで良いです(巻き重りは多少ある)。
それ以深ならHG、巻き重りを少しでも無くしたいならPGにしましょう。
ジギングモデル(S603、S604、C603、C604、)、タチパターンモデル(S633 SETOUCHI EDITION 、C603 SETOUCHI EDITION)
スピニングモデルかベイトモデルかの選び分けは、ライトジギング同様、水深で判断すれば良いです。
ジギングとなると使うジグが重いため、猶更ベイトモデルが楽。
ベイトモデルであれば22オシアコンクエストの300/301XGか、21オシアジガーの1500/1501XGぐらいのサイズがお勧め。
スピニングモデルであれば6000番か8000~10000番、ギア比は水深と自身の腕力に応じて選ぶのが吉。
電動ジギングモデル
電動ジギング対応となっているリールはかなり選択肢が少ないです^^;
シマノではビーストマスターの1000(700g)~3000(810g)が電動ジギング対応。
ダイワだとシーボーグのG200(520g)~G400J(600g)が電動ジギング対応。
この2機種ですが、自重でも分かるとおり、サイズが異なります。
深海などで巻くPEの量が多くなるならビーストマスターを、少なく済むならシーボーグが良いです。
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