LJ用高コスパモデルにセンターカット仕様が追加!
ダイワのライトジギング(LJ)用エントリークラスのロッドに、センターカット仕様のモデルが追加されました。元々安めでコストパフォーマンスが高いロッドになっていましたが、センターカット仕様になる事で利便性が向上しています!
競合機種や上位モデルと比較して何が違うかについて述べ、どのような人に向いているかを考えていきます。
既存モデルについて
20年に発売された既存モデル(バットジョイントタイプ)は仕舞寸が143cm、144cm程度となっていました。ショア用のロッドとあまり変わらない長さがあり、それなりの大きさのロッドケースが必要でした。
ちなみにスペック表は以下のとおり。継数、仕舞寸は省略します。
品名 | 全長(m) | 自重(g) | ルアー(g) | PE(号) |
---|---|---|---|---|
63HB | 1.91 | 130 | 30-120 | 0.6-1.2 |
63XHB | 1.91 | 140 | 60-150 | 0.6-1.5 |
63XXHB | 1.91 | 145 | 80-200 | 0.8-2.0 |
63HS | 1.91 | 120 | 30-120 | 0.6-1.2 |
63XHS | 1.91 | 125 | 60-150 | 0.6-1.5 |
63XXHS | 1.91 | 135 | 80-200 | 0.8-2.0 |
対して、今回追加される分のスペック表は以下です。
全長は全て同じ。自重について同じ硬さ同士で比較すると、今回追加されるモデルの方が5グラム軽いようです(スピニングモデルは同じ重さ)。また、扱えるルアー重量も変わらないことから、ロッドの特性が大きく変わっている訳ではなさそうです。
単純に、センターカットになった分だけ可搬性が上がってますね!!
品名 | 全長(m) | 自重(g) | ルアー(g) | PE(号) |
---|---|---|---|---|
63HB-2 | 1.91 | 125 | 30-120 | 0.6-1.2 |
63XHB-2 | 1.91 | 135 | 60-150 | 0.6-1.5 |
63XXHB-2 | 1.91 | 140 | 80-200 | 0.8-2.0 |
63XHS-2 | 1.91 | 125 | 60-150 | 0.6-1.5 |
競合機種との比較
価格帯的にライバルとなるのはシマノのグラップラーBBのTypeLJです。グラップラーBBの良い所は一万円台半ばながら、ハイパワーXが搭載されているところ。価格に対する強度が高いですね。
ただし、センターカットモデルは存在しません。現状は全てグリップジョイントになっています。そのため、メーカーの好み抜きにすれば以下の事が言えると思います。
可搬性よりも強度を重視するならグラップラーBBが良い
21グラップラーBB TypeLJ シリーズ(Amazon)
強度よりも可搬性を重視するならヴァデルLJ(センターカット)が良い
ダイワ VADEL LJ センターカット シリーズ(Amazon)
上位機種との比較
上位モデルはブラストBJになります。上位の位置づけですがブラストBJにはセンターカットモデルがありません。また、実売価格も2万円程度と少し高くなります。シマノの競合機種と含めて考えるなら、以下優先順位になります。
可搬性よりも強度重視…グラップラーBB>ブラストBJ>ヴァデルLJ
強度よりも可搬性重視…ヴァデルLJ>グラップラーBB>ブラストBJ
ダイワのロッド好きな私としては、ブラストBJにもセンターカットモデルが欲しいところ!!ただ現状はコスパ面でグラップラーBB>ブラストBJになっています。可搬性を重視するならヴァデルLJ、そうでなければグラップラーBBを選択するのが無難と言えます。
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