16BG 3500 インプレ

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オフショアジギングの高コスパリール!

 今更感はありますが、16BGの紹介をします。5年前のリールで、最近の「軽くて強い」路線とは違います。ゴツくてタフいリールです。故に若干重めではありますが、その剛性感からか、海外では鬼のように人気が出たリールです。海外ではBGのモノコック版となる、BGMQが出たりしています。

このリールの特徴

  • スーパーメタルボディで高剛性(アルミ)
  • メンテナンス性が高い(構造が単純)
  • スプール肉抜きされていないため防水性もOK
  • 安い(実売価格1万円前後)

ショアジギで安くすませるならコレ!

 1万前後のリールだと、これはショアジギに使える!!というリールが少ないです。ダイワ・シマノの1万円前後のリールの中では、間違いなく一番剛性があるリールだと思います。
 海外メーカー含めればPENNのBATTLEなんかも高剛性です。しかし入手が面倒くさい!
 そんな訳で、ショアジギ初心者に勧める安いリールは間違いなくコレ。

ギアの耐久性について

 このリール、実は3台使ってきました(ライトジギングやプラッキング、泳がせ釣り)。大体どれも、1年ぐらいは快適に使っていたと思います。亜鉛ギアですので、コロコロ感が出るのは早いです。ただし安いので、オーバーホールせずにもう1台同じものを買うのも十分にアリです。
 また、超々ジュラルミン製のギアが採用されているリールでも2年酷使すればそれなりにガタついてきます。

供回りハンドルについて

 16BGは供回りハンドルです(海外版BGはねじ込み式)。供回りハンドルはねじ込み式に比べ、ガタがでやすいと言われます。
 しかしあまり気にする必要は無いです。ハンドルがガタつくほど使い込んでいれば、おそらくギアも劣化していると思われます。
 どうしてもねじ込み式が良い方は、海外版のBGを買うといいでしょう。AmazonUSであれば買えるようです。手間や送料を考えると16ブラストや18ブラストLTを選んだほうが良い!という事にもなりかねませんが…

上位モデルとの差について

 16ブラストが上位互換となります。ボディはBGとほとんど同じで、マグシールドやハンドルノブ、ベール形状が違ってます。
 使い心地は間違いなく16ブラストの方が良かったですが、コロコロ感がでる早さは大差無しでした。16ブラストもギア素材が亜鉛だからだと思います。
 18ブラストLTはジュラルミン製ギアなので、多少長持ちするかもしれません。しかし18ブラストLTは番手ラインナップに違いがあります。16BG、16ブラストが3500~5000(現番手5000~10000相当)に対し、18ブラストLTは4000~6000となっています。

競合機種について

 シマノの14スフェロスSWが競合機種です。半プラボディであるため、剛性面ではBGに軍配が上がりそうです。防水面では、XシールドやXプロテクトがある分、14スフェロスSWが勝っているように思えます。また、ねじ込み式ハンドルとなっており、この点でも14スフェロスSWが勝っています。しかし亜鉛性ギアなので、ハンドルよりも先にギアが…という部分はBGと同じく言えると思います。
 19スフェロスSWはHAGANEギア(超々ジュラルミン製)であるものの小型番手メインになっており、16BGの競合機種とは呼べなさそうです。今後番手が追加されれば話は別です。

番手の使い分けについて

 おおよそ、以下を目安にしてみると良いと思います。

  • 3500、4000…ライトジギング
  • 3500H、4000H…ライトショアジギング
  • 4500、5000…ショアジギング、ジギング
  • 4500H、5000H…ショアジギング、ショアプラッキング

BG 3500

BG 3500H

BG 4000

BG 4000H

BG 4500

BG 4500H

BG 5000…販売ページヒットせず。

BG 5000H

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