やはり発表されましたね、22セフィア BB!22年10月発売!!
やはり21アルテグラがベースになっているようです。この価格帯でこの性能かよ…って感じです、いい意味で。
エギングを初めてする方は、とりあえずこのリール選んでおけばOKです。
お金持ち以外は、まず後悔しないリールだと思います。
前モデル(18セフィアBB)や上位モデル、同時発売のミラベルと比較し、リール選択の一助にしてもらえたらと思います。
エギングリールに求められるモノ
- 軽さ
- 巻き心地
- 防水性能
- キャスト性能
- ドラグ性能
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軽さ
まず前提として、ロッドとのバランスが大事です(自重的な意味)。上位グレードのリールが軽いように、上位グレードのロッドも軽いです。そのため良いロッドを使う人は、リールもハイグレードにする事をお勧めします。軽さは感度に繋がり、感度は釣果に繋がるからです。
一番最悪な組み合わせは、重いロッドに軽いリールを合わせるパターンです。先重りで疲れやすくなります。逆に、軽いロッドに重いリールは意外と大丈夫です。もちろん、程度はありますよ!!あくまで、エギング用のロッドにエギング用のリールを合わせる場合の話です。
巻き心地
巻き心地はエギングに限らず、釣り全般ですね。何より、巻き心地が良いと気持ちが良いんです。家でくるくる回したくなります。釣果に影響があるかというと何とも言えないんですが、リールを使って一番満足感が出るのが巻き心地ですね。
また、巻き心地というよりも巻きやすさになるんですが、ハンドルノブはT型よりも円形のものが使いやすいです。エギングモデルとして出されているリールは大体が円形のノブになっています。
防水性能
海で使うという時点で、防水性能が重要です。巻き心地を長持ちさせだけではなく、故障によるトラブルの防止にもなります、また、エギングは雨天時にする事も多々あるため、そういった意味でも防水性能は重要です。
キャスト性能
ロッドや投げ方によるところが大きいですが、リールのライン放出性能も少なからず影響します。最近のシマノリールはこの辺も重要視されています。
ドラグ性能
青物狙いのリール程ドラグ性能は求められませんが、やはり良いに越したことはないです。アオリイカと言えど、2kg~クラスになると結構走ります。大物狙いの場合、どれだけスムーズにラインが放出されるかは重要です。
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比較
一世代前のモデルとの比較
項目 | 22セフィアBB | 18セフィアBB | 19セフィアSS |
---|---|---|---|
CI4+ボディ | 〇 | ー | 〇 |
マグナムライトローター | ー | ー | 〇 |
Gフリーボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
HAGANEギア | 〇 | 〇 | 〇 |
MMギアII | 〇 | ー | ー |
X-SHIP | 〇 | 〇 | 〇 |
サイレントドライブ | 〇 | ー | ー |
Xプロテクト | 〇 | △コア | △コア |
AR-Cスプール | 〇 | 〇 | 〇 |
ロングストロークスプール | 〇 | ー | ー |
ラピッドファイアドラグ | 〇 | 〇 | 〇 |
リジッドサポートドラグ | ー | ー | 〇 |
ワンピースベール | 〇 | 〇 | 〇 |
自重(C3000番) | 225 | 235 | 205 |
ベアリング | 5/1 | 5/1 | 7/1 |
メーカー価格 | \18,500 ~ \20,600 | \18,500 ~ \20,600 | \27,100 ~\29,700 |
前モデル(18セフィアBB)との差
18セフィアBBと価格帯は変わらないながらも、性能は飛躍的に上がっていることがわかります。Xプロテクトで防水性、MMギアIIで巻き心地、CI4+ボディで自重、ロングストロークスプールでキャスト性…リールとしての性能が全体的に向上しています。これで同価格帯なんだから、めちゃくちゃ進化していると言えるでしょう。
ミドルクラス以上のリールと比べると自重は見劣りします。しかしそれは使用感などに関わってくるところで、ある程度釣りに慣れてきて初めて理解できるものです。というか、C3000Sが225gならエギングをする上で全く問題になりません。
なんせ、私が使っていた13セフィアBBのC3000Sは245gもありましたからねw
19セフィアSSとの差(18セフィアBBの上位)
19セフィアSSも世代的には1つ前のものです。技術特性の差は見てのとおりで、19セフィアSSにあって22セフィアBBに無いものもあります(リジッドサポートドラグ、マグナムライトローター)。また、自重も19セフィアSSが軽いです。
ただしXプロテクトやロングストロークスプール、MMギアII、サイレントドライブが19セフィアSSには無いため、防水性・キャスト性・巻き心地は22セフィアBBに軍配が上がります。また、実売価格で7千円~ほど22セフィアBBが安いと思われます。初心者が選ぶなら、価格差も考慮し、22セフィアBBが良いでしょう。
現役・新モデルとの比較
項目 | 22セフィアBB | 21セフィアXR | 22ミラベル |
---|---|---|---|
CI4+ボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
マグナムライトローター | ー | 〇 | 〇 |
Gフリーボディ | 〇 | 〇 | 〇 |
HAGANEギア | 〇 | 〇 | 〇 |
MMギアII | 〇 | 〇 | ー |
X-SHIP | 〇 | 〇 | 〇 |
サイレントドライブ | 〇 | 〇 | 〇 |
Xプロテクト | 〇 | 〇 | △コア |
AR-Cスプール | 〇 | 〇 | 〇 |
ロングストロークスプール | 〇 | 〇 | ー |
ラピッドファイアドラグ | 〇 | 〇 | ー |
リジッドサポートドラグ | ー | 〇 | ー |
ワンピースベール | 〇 | 〇 | ー |
自重(C3000番) | 225 | 175 | 205 |
ベアリング | 5/1 | 9/1 | 5/1 |
メーカー価格 | \18,500 ~ \20,600 | \37,300 ~\40,400 | \14,400 ~ \18,000 |
21セフィアXRとの比較
技術特性こそ、マグナムライトローターとリジッドサポートドラグのみの差ですが、スペック面の差は凄まじいです。C300Sで自重差50gは大きい。BB数もそこそこに差があります。技術特性やスペック表には表示されない、細かいパーツのグレードなんかが違うのでしょう。さすがにここまで差があると、使用感は明確に変わります。
実売価格は21セフィアXRが2万円台後半、22セフィアBBが1万円台半ばぐらいと思われます。性能差と価格を天秤にかけ選ぶことになります。
初心者であっても、予算に余裕がある方は21セフィアXRを選んで良いと思います。22セフィアBBの上位と言えど、ヴァンキッシュやステラほど高くはないですからね。ただし軽いリールなので、タックルバランスは考慮する事!!
22ミラベルとの比較
価格に対する自重という点では、ミラベルに軍配が上がります。実売価格は1万円前後ぐらいと思われますが、この価格帯でマグナムライトローターが搭載されているのは大きいです。
ただしミラベルのC3000番は浅溝スプールじゃありません。C3000番で比較すると自重差は20gですが、下巻きをするとこの自重差は小さくなります。22ミラベルを2500Sにすると、ドラグ性能は落ちます。他にもT型ハンドルノブであったり、コアプロテクトであったり、ワンピースベールじゃなかったりと、22セフィアBBよりも劣る点が多いです。エギング用という点では、やはり22セフィアBBがお勧めです。
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ラインナップ(スペック表)
シマノ公式より、スペック表の一部を抜粋。
一番スタンダードなのはC3000Sですね。
品番 | ギア比 | 巻上長 (cm) | 実用ドラグ (kg) | 自重 (g) | PE |
---|---|---|---|---|---|
C3000S | 5.3 | 78 | 3.5 | 225 | 0.6-200 0.8-150 1-120 |
C3000SHG | 6 | 89 | 3.5 | 225 | 0.6-200 0.8-150 1-120 |
C3000SDH | 5.3 | 78 | 3.5 | 235 | 0.6-200 0.8-150 1-120 |
C3000SDHHG | 6 | 89 | 3.5 | 235 | 0.6-200 0.8-150 1-120 |
まとめ
- 前世代のセフィア(BB、SS)よりも優れる点が多い。特に防水性能が向上した点は◎!!
- 21セフィアXRとはスペック面での差が大きい。予算と相談して選択すること!
- エギング用途では22ミラベルよりも22セフィアBBがお勧め!
22セフィアBBはエントリーモデルのリールと言えど、以前のエントリーモデルよりもはるかに耐久性能が上がっていると思われます。最初の1台としては充分すぎるリールです!!
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