ダイワのスーパーライトジギング(SLJ)用ロッドのエントリークラスに位置するヴァデルSLJについての記事です。
このロッドはSLJ初心者と言うよりもオフショア初心者にお勧めするロッドです。
ライバルや上位モデルとの差や、なぜオフショア初心者に勧めるかを書いていきます。
ぜひSLJロッド選択の参考に!
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ロッド選びで気になるところ
SLJ初心者、オフショア初心者がロッド選びをする上で気になる点を考えてみます。
- 安いロッドは強度的に大丈夫なの?
- 高いのにすると良いことあるの?
- ヴァデルSLJはぶっちゃけどうなん?
1.安いロッドは強度的に大丈夫なの?
結論、1万円そこらのロッドで強度的には何ら問題はありません。
SLJは中型魚までを狙いとする釣りです。
そのため、そのような補強がなくとも魚を釣り上げることは可能です。
大型の青物がかかる事もありますが、時間をかければ意外と大丈夫です。
2.高いのにすると良い事があるの?
ハイエンドクラスのロッドにすると以下のような事があります。
- その時の最新技術を使っている
- ブランクス素材に良いものを使っている(軽さと強さ両立)
- ブランクスに補強処理が施されている(軽さと強さ両立)
- ガイドが錆びにくいものになっている
ロッドに強度を持たせる一番簡単な方法は、素材量を増やす事だと思います。
しかしそうするとロッドが重くなってしまい、実用性に欠く可能性があります。
そこで、高いロッドは軽さと強度を両立するブランクスや技術が使われています。
しかし前述のとおり、SLJであればエントリークラスでも強度は必要十分です。
高いものは付加機能が付くものもあり、言ってしまえばぜいたく品です。
例えばソルティガSLJにはスーパーメタルトップという感度が非常に優れたティップが付いていますが、SLJに必須なものではありません。
3.ヴァデルSLJはぶっちゃけどうなん?
冒頭にも書いているとおり、オフショア初心者には最適なロッドです。
そう思うのには以下の理由があります。
- 折れても金銭的ダメージが少ない
SLJロッドはティップ部が繊細なものが多く、ヴァデルSLJも例にもれません。
不注意でティップ部を折ってしまうのは十分に考えられます。 - 基本性能はキッチリ抑えてある
100g以下、ソリッドティップ、Kガイド等、SLJをするには十分な仕様です。 - コンパクトで持ち運びやすい
センターカット仕様となっており、エアポータブルと名に付くだけはあります。
大きなロッドケースが要らないので、車のスペースに余裕ができます。 - 使わなくなった時に売りやすい
とりあえず買ったはいいものの、1度使っただけでその後使わなくなった…なんて話はよく聞きます。
そんな時にフリマサイト等で売ろうとすると、釣り竿の送料の高さにビックリすると思います。
ヴァデルSLJは仕舞寸100cmしかないので、送料を安く抑えることができます。
送料を安くできるのは非常に大きなメリットです。
ライバルとの違い
シマノのクロスミッションBBがライバルと思われます。
クロスミッションBBもセンターカット仕様で持ち運びしやすくなっています。
ハイパワーXが搭載されている点を見ると、クロスミッションBBの方がややパワーがあるかもしれません。
私はデザインよりも性能を優先しますので、もし今買うならクロスミッションBBかな。
ただし性能が劇的に違う訳ではないので、ダイワ・シマノ何れかの拘りや、デザインで選ぶのもアリだと思います!
上位モデルとの違い
ダイワではブラストSLJがワンランク上のロッドになっています。
ヴァデルSLJには無い特徴として以下のものがあります。
- ブレーディングX
- メガトップ
- V-ジョイント
「2.高いのにすると良い事があるの?」に書いた事とおおよそ同じで、主にロッドパワー、強度の差があります。
実売価格の差は数千円と思われますので、性能の差と価格差を天秤にかけ、選ぶと良いと思います。
ちなみにブラストSLJは私がよく使うロッドで、非常にお勧めです。メガトップの感度が素晴らしい。
インプレ記事はこちら。
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